以前タンポポコーヒーについてまとめましたが、動画にしました。
長いですが、ご覧いただければ嬉しいです。
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「最近、物忘れが増えた」「気分が落ち込みやすい」……。 こうした脳の悩み、実は「腸」の状態が深く関わっているかもしれません。
2025年に発表された最新論文では、腸脳相関(Gut-Brain Axis)、腸内細菌、必須ミネラル、そして有害金属が、私たちの脳の老化や神経疾患にどのように影響を与えるかが詳しく明かされました。
今回は、この論文の内容を分かりやすく紐解き、私たちが今日からできる食事のヒントを探っていきましょう。
1. 腸は「第2の脳」:腸脳相関の重要性
私たちの腸は単に食べ物を消化するだけでなく、ホルモンのように全身に指令を出す「内分泌器官」のような働きをしています。
腸と脳は、迷走神経やホルモン、そして腸内細菌が作る代謝産物(短鎖脂肪酸など)を介して、双方向で常にコミュニケーションを取り合っています。これが「腸脳相関」です。
このバランスが崩れる(=腸内フローラの乱れ/ディスバイオシス)と、以下のような疾患のリスクが高まることが報告されています。
2. 必須ミネラルと腸内細菌の深い関係
論文では、鉄、マグネシウム、亜鉛、銅などの「必須ミネラル」が、腸内細菌を介して脳にどう影響するかが強調されています。
ここで重要なのは、「ミネラルを摂るだけでなく、腸内細菌が元気であること」です。腸内細菌がミネラルの吸収率をコントロールしているため、腸が汚れていては、どんなに良い栄養を摂っても脳まで届かないのです。
3. 有害金属の脅威と腸のガードマン機能
現代社会では、環境汚染などを通じてヒ素や水銀などの有害金属が食事に混入することがあります。これらは体内に蓄積すると、脳に炎症(神経炎症)や酸化ストレスを引き起こし、認知症などの原因となります。
ここで重要なのが、健康な腸内細菌の働きです。 良好な腸内フローラは、これら有害金属の吸収を制限し、体外への排出を助ける「バリア」として機能します。 逆に腸内環境が悪いと、有害金属が体内に取り込まれやすくなり、脳へのダメージが加速してしまいます。
4. 解決のヒント:ポリフェノールと食事
加齢とともに腸内細菌の多様性は失われやすくなりますが、それを防ぐ強力な味方が食事性ポリフェノールです。
5. 未来の診断と治療:「セラノスティクス」へ
この論文では、腸内細菌の状態をチェックすることで、将来的な神経疾患の「診断(Diagnosis)」と「治療(Therapy)」を同時に行う「セラノスティクス(Theranostics)」という考え方を提案しています。
例えば、特定の菌(ビフィズス菌など)の減少をチェックすることで、脳の健康状態を予測し、食事やサプリメントでその菌をケアすることで病気を予防する……そんな未来がすぐそこまで来ています。
まとめ:今日からできること
加齢による脳の変化は避けられませんが、食事と腸内環境を整えることで、そのスピードを緩めることは十分に可能です。あなたの脳を守るために、まずは今日の食事から変えてみませんか?
ら・べるびぃ予防医学研究所
「知ることは、すべてのはじまり」
ミネラル分析の専門機関として、毛髪・血液・飲食物など様々な検体を分析しています。
2000年の創業以来、皆さまの健康に役立つ検査や情報を提供しています。
ら・べるびぃ予防医学研究所のミネラル検査へ
― 排泄と排出を考える ―
検査会社、特に毛髪分析を扱う会社でなければ、あまり関心を持たれないテーマかもしれません。
しかし私たちは日々、毛髪という検体を扱う中で、どうしても避けて通れない問いに直面します。
「毛髪は排泄器官なのか?」
当社でもこれまで、「毛髪は排泄の役割を担っている」という説明をしてきました。
では、ここであらためて考えてみたいと思います。
そもそも「排泄」とは何なのでしょうか。
一般に排泄とは、体内で不要になった物質を代謝・処理したうえで意図的に体外へ出す仕組みを指します。
代表的な排泄経路は、尿や便です。これらは明確に「排泄の主役」と言えるでしょう。
一方で、排出という言葉は、より広い意味を持ち、意図的かどうかは問わずに結果として体外へ出た現象全般を指します。
この定義に照らすと、毛髪は「排出している器官」であることは間違いありません。
なぜなら、毛髪には高濃度の有害金属が取り込まれているからです。
ここで一つ、疑問が浮かびます。
毛髪は、有害金属を体にとって不要なものとして認識し、意図的に取り込んでいるのか?
それとも、たまたま通過点に、取り込みやすい形の有害金属が存在していただけということなのでしょうか。
毛髪に多く取り込まれる有害金属として、水銀があります。
大まかな推定ですが、摂取した水銀のうち約8%程度が毛髪に取り込まれると考えられています。※なお、水銀の排泄の大部分は便で行われます。
排泄の主役である便と直接比較することは難しいため、ここでは尿中水銀量を基準にしてみます。
尿中を「1」とした場合、毛髪はおおよそ「0.3」となります。
これは決して小さな値ではなく、毛髪も一定の役割を果たしていると評価できる数字です。ただし、繰り返しますが、排泄の主役はあくまで尿と便です。
その理由は、水銀の「形」にあると考えられます。
私たちが日常的に摂取する水銀の多くは、金属水銀や水銀イオンではなく、メチル水銀です。主な摂取源は魚介類です。
このメチル水銀は、ほぼ100%吸収されシステインと結合しメチオニンというアミノ酸によく似た構造になります。ほぼ「アミノ酸の顔をした物質」と言ってよいでしょう。
いわば「優等生の皮をかぶった半グレ」のような存在です。
毛髪はケラチンというタンパク質でできています。
タンパク質はアミノ酸の集合体です。
つまり、アミノ酸は毛髪の材料そのものです。
メチオニンによく似た形をした「メチル水銀+システイン」の複合体を、「お前は有害物質だから排除してやる」という判断で取り込んでいるのか、それとも、「ちょうどいい、毛髪の材料になる」と誤認して取り込んでいるのか。
後者の方が、現実的ではなのではないかと考えます。
もし体が「メチル水銀+システイン」の複合体を完全に「悪者」と認識しているのであれば、血液脳関門を通過させるはずがないと思うのです。
ここで、もう一つ重要な事実があります。
日本人が最も多く摂取している有害金属はヒ素です。水銀・カドミウム・鉛の10〜20倍の摂取量があります。
では、ヒ素は水銀の10〜20倍、毛髪に取り込まれているのでしょうか?
答えは NO です。
ヒ素の毛髪への取込量は水銀の約1/30〜1/40程度です。
(※もちろん個人差はあります)
この事実は、毛髪が「有害金属を無差別に排出しているわけではない」ことを示唆しています。
毛髪に一度取り込まれた水銀が、再び体内に戻る機構は、現在のところ確認されていません。
その意味では、毛髪に取り込まれ、結果として無毒化される
という点から、毛髪が排泄の一部を担っている、という考え方は間違いではないと思います。ただしそれは、
この点については、現時点では断定できません。
水銀は結果として毛髪に取り込まれることで体外へ出ていくため、広い意味では「デトックス」と言えると思います。
しかしその本質が「排泄」なのか、「偶発的な排出」なのか、まだまだ考える余地があるのではないでしょうか。
これはあくまで、会社としての見解ではなく、私個人の考えです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ら・べるびぃ予防医学研究所
「知ることは、すべてのはじまり」
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執筆者:筒井大海
皆さんは「リチウム」と聞いて何を思い浮かべますか? スマートフォンのバッテリー(リチウムイオン電池)でしょうか。あるいは、精神科で処方される「双極性障害(躁うつ病)」のお薬でしょうか。
実は今、このリチウムがアルツハイマー病の予防や治療に重要な鍵を握っているかもしれないとして、科学界で大きな注目を集めています。
そもそも「リチウム」ってどんなもの?
最新の研究に触れる前に、まずはリチウムという元素の正体について簡単におさらいしておきましょう。
水素、ヘリウムに次いで3番目に軽い元素であり、金属としては世界で最も軽い物質です。水に浮くほど軽く、ナイフで切れるほど柔らかいというユニークな性質を持っています。
リチウムは電池の材料として有名ですが、実は土壌や海水、そして私たちの体の中(血液や脳など)にもごく微量に存在しています。私たちは日頃から、飲み水や野菜などを通じてリチウムを自然に摂取しているのです。
リチウムには、脳神経を保護するいくつかの重要な働きがあることがわかっています。
このように、リチウムは古くから「脳のコンディションを整える微量元素」として知られてきました。
1. 衝撃の研究:リチウムが足りないとアルツハイマー病になる?
世界的な科学誌『Nature』に掲載された論文(Aronら, 2025)によると、マウスを使った実験で驚くべき事実が判明しました。
体内に自然に存在する「リチウム」が不足するだけで、アルツハイマー病に特有の症状が引き起こされるというのです。
「リチウム不足が原因の一つなら、それを補えばいいのでは?」――そんな期待が高まります。
2. 現実の壁:既存の薬では効果が見られず
しかし、ここで慎重な議論を投げかけたのが、日本の藤田医科大学による最新のメタ解析です。
研究チームは、これまでに人間を対象に行われた複数の臨床試験データを統合して分析しました。その結果、意外な結論に至りました。
マウスでうまくいったことが、なぜ人間ではうまくいかないのでしょうか?
3. 鍵は「リチウムの種類」にある?
藤田医科大学の研究チームは、この「期待(マウス)」と「現実(人間)」のギャップについて、非常に興味深い指摘をしています。
実は、マウスの実験で効果が示唆されているのは、現在薬として使われている「炭酸リチウム」ではなく、「オロチン酸リチウム」という別の形態のリチウムである可能性があるのです。
研究チームは、今後はこの「オロチン酸リチウム」が人間に有効かどうか、安全性を検証する新たな臨床試験が必要だと述べています。
4. リチウムと自殺率 ― 学会で聞いた興味深い考察
これは研究論文ではなく、学会で伺った考察レベルのエピソードですが、興味深い指摘がありました。
環境化学物質合同大会において、「自殺と地表水の汚染について」について言及された先生がいらっしゃいました。
現在の水道水は、活性炭などを用いた浄水処理が行われていますが、その過程でリチウムも除去されてしまっている可能性があるのではないか、という考察です。
科学的に確立された話ではありませんが、「リチウムが脳機能に影響を与える」という視点から考えると、完全に否定できるものではなく、印象に残るお話でした。
また大分大学医学部精神神経学講座の寺尾岳先生もリチウムと自殺率について言及されています。
https://www.med.oita-u.ac.jp/hospital/topi/kokaikoza/20241110/1-shiryo-terao.pdf
当社の取り組みと今後の課題
当社では、毛髪中のリチウム測定を行っています。
ただし現時点では、機械的に基準値を設定することはできても、「どの範囲が生理的に望ましいのか」という理想値については、十分なエビデンスが揃っていません。
今後は、こうした最新研究も踏まえながら、リチウムと健康の関係について、より深い検討を進めていきたいと考えています。
まとめ
今回の2つの研究から学べることは、「リチウムという元素がアルツハイマー病のメカニズムに深く関わっていそうだが、今の薬を飲むだけでは解決しない」ということです。
「オロチン酸リチウムが良いならサプリメントで摂ればいい」と考えるのは早計です。リチウムは過剰摂取による毒性もあるため、自己判断での摂取は非常に危険です。
「リチウム補充」というアルツハイマー病への期待が見えてきた今、それをどう安全かつ効果的に人間に届けるか。
今後の臨床試験の結果が非常に気になります。
【出典】
ら・べるびぃ予防医学研究所
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病院の帰りに立ち寄る調剤薬局。
コンビニやドラッグストアで何気なく手に取るお薬。
私たちは「薬」にとても身近に暮らしていますが、
その仕組みや理由まで知っていることは、意外と多くありません。
たとえば…
こんな疑問に、できるだけわかりやすく、日常目線でお話しするセミナーです。
医療や薬の知識は、「具合が悪くなってから」ではなく、元気なときに知っておくほど役に立つもの。
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「今さら聞けない」を、「あ、そういうことだったのか」に。
ぜひお気軽にご参加ください。
—————————
開催日:2026年3月19日(木)12時~13時
演題:「身近な調剤薬局と薬局」
講師:ら・べるびぃ予防医学研究所 専務執行役員 米川豊
費用:無料
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予医手帳会員登録後、ログインして「お申込み」メニューより参加したい予医セミナーの「参加する」をクリックしてください。
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Q.アーカイブはありますか?
A.いつも予医ファミリーをお申込みいただき継続されている方はアーカイブを後日配信する予定です。

「今日は空が少し霞んでいるな」……そんな風に感じるPM2.5ですが、実は「空気がきれい」とされるレベルであっても、私たちの肺はダメージを受けているかもしれません。
2025年に発表された最新の研究で、低濃度のPM2.5が肺に与える悪影響と、それを劇的に抑えるビタミンCの効果が明らかになりました。今回は、私たちの呼吸を守るための最新知見をお届けします。
1. 最新研究:低レベルのPM2.5でも「肺のエネルギー工場」が壊れる?
これまで、PM2.5の害は主に大気汚染が深刻な地域での問題と考えられてきました。しかし、最新論文『Vitamin C attenuates low-level PM2.5 exposure-induced lung inflammation and mitochondrial loss』は、私たちに警鐘を鳴らしています。
研究のポイント:
つまり、目に見えないほどのわずかな汚染でも、知らず知らずのうちに肺の細胞は悲鳴を上げているのです。
2. PM2.5が引き起こす深刻な肺疾患
PM2.5は髪の毛の太さの30分の1以下という超微粒子。肺の奥深く、肺胞まで入り込み、血管を通じて全身に悪影響を及ぼします。
特に注意が必要な疾患は以下の通りです。
今回の論文では、これらの疾患の前段階である「炎症」と「ミトコンドリアの損傷」が、低レベルの曝露でも着実に進むことが示されました。
3. 救世主は「ビタミンC」!その驚くべき防御メカニズム
この暗いニュースの中で、希望となるのがビタミンCです。
研究では、マウスやヒトの肺細胞にビタミンCを補給したところ、驚くべき結果が出ました。
ビタミンCは、いわば「肺の細胞を守る盾」として機能してくれるのです。
4. 今日から始めよう!ビタミンCを多く含む食品ガイド
日々の食事から天然のビタミンCと抗酸化成分を摂るのが理想的です。特に含有量の多い食品をピックアップしました。
| 食品カテゴリ | おすすめ食材 | 食べ方のコツ |
| 野菜 | 赤・黄パプリカ、ブロッコリー、菜の花 | 野菜のビタミンCは熱に弱いので、蒸し料理や短時間の加熱が◎ |
| 果物 | キウイ、いちご、オレンジ、柿 | 生で食べるのが一番効率的。朝食にプラスしましょう。 |
| 飲み物 | ローズヒップティー、緑茶 | こまめな水分補給で、常にビタミンCを体内にキープ。 |
■ ワンポイントアドバイス:
ビタミンCは一度にたくさん摂っても排出されてしまうため、朝・昼・晩と分けて摂るのが、肺を24時間守るコツです。
5. まとめ:外側からの対策 + 内側からのガード
マスクの着用や空気清浄機の活用といった「外側からの対策」はもちろん大切です。しかし、今回の論文が示した通り、避けるのが難しい「低レベルの曝露」に対しては、ビタミンCによる「内側からのガード」が有効です。
「呼吸」は一生続くもの。
明日の買い物では、ぜひパプリカやキウイをカゴに入れて、あなたの肺を酸化ストレスから守ってあげてくださいね。
食品からだけでは難しいという方は、サプリメントを利用するのも1つですね。
100%ビタミンCの粉末(画像タップでブロンソン・ジャパンHPに遷移します)

ら・べるびぃ予防医学研究所 「知ることは、すべてのはじまり」 ミネラル分析の専門機関として、毛髪・血液・飲食物など様々な検体を分析しています。 2000年の創業以来、皆さまの健康に役立つ検査や情報を提供しています。 ら・べるびぃ予防医学研究所のミネラル検査へ
「ミネラル」を、なんとなくで終わらせないために
「ミネラルって、体にいいものですよね?」
多くの方が、ミネラルに対してこのくらいのイメージをお持ちではないでしょうか。実はそれも無理はありません。私たちは、ミネラルについて体系的に学ぶ機会がほとんどないまま、大人になっているからです。
しかし一口にミネラルと言っても、現在必須ミネラルとして知られているものだけでも16種類あります。そしてその中には、不足が問題になるものもあれば、摂りすぎが懸念されているものも存在します。
さらに、有害金属についてはどうでしょうか。
学校教育や日常生活の中で、体への影響や避け方をきちんと学ぶ機会は、ほとんどないのが現状です。
私たちは、25年以上にわたりミネラル・有害金属分析に携わってきました。
検査・分析を通じて見えてきたのは、
こうした課題でした。
そこで今回、難しい専門用語はできるだけ使わず、初めての方でも理解できるよう、
ミネラルと有害金属を体系的に学べるオンライン講座としてまとめました。
本講座はオンライン講座です。
インターネット環境があれば、ご自宅でも外出先でも、ご自身のペースで学習していただけます。
コースは目的に合わせて選べる3種類をご用意しました。
ミネラルを学ぶ前に欠かせない、
などを整理していきます。
「ミネラルの勉強は初めて」という方に特におすすめのコースです。
必須ミネラル16種類それぞれについて、
を丁寧に解説します。
サプリメントや食事を考える際の「判断の軸」を身につけたい方におすすめです。
体に悪影響を与える可能性のある金属や、日常生活で注意すべきポイントについて学びます。
を、具体的に解説します。
※各コースは個別でのお申込みも可能です。
すでに基礎知識をお持ちの方は、②や③からの受講も可能です。
講座の雰囲気を知っていただくため、動画の一部を公開しています。
カドミウム
水銀
「難しそう…」と感じている方ほど、ぜひ一度ご覧ください。
栄養や健康に関心はあっても、ミネラルについて体系的に学べる場は決して多くありません。
またSNSなどにより情報があふれています。
「最強のデトックス食材」「老けない食べ物」「これを食べないと損している」
こうした惹きつける言葉ほど、つい信じてしまいがちです。
しかし、本当に大切なのは「なぜそう言えるのか」「その根拠は何なのか」を考える視点ではないでしょうか。
本講座では、流行やキャッチコピーに振り回されるのではなく、情報の背景にある考え方や根拠を、自分で見極める力を身につけていきます。
それは、ミネラルや有害金属について学ぶことを通して、健康情報全般を冷静に判断できる軸を育てることでもあります。
そんな力を身につけることが大切だと、私たちは考えています。
この機会に、ミネラルと有害金属を「基礎からしっかり学ぶ」時間を持ってみませんか?
詳細・お申込みは、下部の画像をクリック/タップしてご覧ください。なんとなくミネラルってカラダにいいもの、そのぐらいの認識の方がほとんどではないかと思います。
※各コースは個別のお申込みも可能です。
基礎をすでにご存じの方は、②や③からの受講も可能です。


「毎日歯磨きをしているのに、夕方になると口臭が気になる」「愛犬の口のニオイが強くなってきた」……そんな悩みを持つ方は少なくありません。
実は、ヒトと犬の口内トラブルの根源は驚くほど似ています。最近、その共通の原因をスマートに解決する新成分「サイクロデキストラン(CI)」に関する研究結果が発表されました。今回は、このCIがなぜ「次世代のオーラルケア」と呼ばれているのか、その仕組みを解説します。
1. そもそも、なぜ口臭や歯周病は繰り返すのか?
口臭や歯周病(PD)の最大の敵は、細菌が作り出す「バイオフィルム」です。これは、細菌が自身の身を守るために作る、いわば「バリア」のようなヌメり。
これらは兄弟のような菌で、どちらもバイオフィルムの中に隠れて増殖し、強烈な口臭(揮発性硫黄化合物)や、歯ぐきの組織を破壊する毒素を放出します。従来の殺菌成分では、この強固なバリアの奥まで成分が届きにくいことが課題でした。
2. 注目の新成分「サイクロデキストラン(CI)」とは?
サイクロデキストラン(CI)は、自然界にあるデンプンから作られる環状(ドーナツ型)の構造を持つオリゴ糖の一種です。
今回の研究で、CIは従来の「菌を殺す」という発想ではなく、「細菌の活動を無力化する」という画期的なアプローチを見せました。
注目成分「サイクロデキストラン(CI)」のすごい効果
サイクロデキストランは、環状の構造を持つオリゴ糖の一種です。今回の研究では、CIがこれらの歯周病菌に対してどのような働きをするのかが明らかになりました。
1. 「バイオフィルム」の形成を強力にブロック
CIは、細菌がバイオフィルムの材料として使う「不溶性グルカン」の産生を阻害します。 研究では、CIを加えることで、細菌そのものを殺すのではなく、細菌が「バリア(バイオフィルム)」を作るのを邪魔することが確認されました。
2. 口臭の原因ガスを元から減らす
ガスクロマトグラフィーによる測定の結果、CIを使用すると硫化水素(卵が腐ったような臭い)やメチルメルカプタン(玉ねぎが腐ったような臭い)の濃度が著しく減少しました。 これは、CIが臭いを消しているのではなく、臭いの元を作るバイオフィルムを抑制した結果だと考えられています。
3. 歯ぐきの炎症を抑える
歯周病が悪化すると、マクロファージ(免疫細胞)から炎症を引き起こす物質(IL-1β、IL-6など)が分泌されます。CIはこれらの炎症因子の分泌を有意に抑制することがわかりました。しかも、細胞を傷つける毒性がないことも証明されています。
この研究がもたらす未来
今回の研究のポイントは、「殺菌(菌を殺す)」ではなく「阻害(バリアを作らせない)」というアプローチです。
これからの口腔ケアは「バリアを張らせない」こと
お口の健康は、心臓疾患や糖尿病など、全身の健康に直結することがわかっています。サイクロデキストラン(CI)は、ヒトにとっても、大切な家族である愛犬にとっても、「口臭と歯肉炎を元から断つ」ための非常に有望な成分ですね。
Front. Oral Health, 18 December 2025
亜鉛、鉄、サイクロデキストラン配合タブレット<噛む噛む20回>

ら・べるびぃ予防医学研究所 「知ることは、すべてのはじまり」 ミネラル分析の専門機関として、毛髪・血液・飲食物など様々な検体を分析しています。 2000年の創業以来、皆さまの健康に役立つ検査や情報を提供しています。 ら・べるびぃ予防医学研究所のミネラル検査へ
いつもお弁当を食べ終わると、会社のシンクでお弁当箱を洗います。
油汚れには、やっぱりお湯が一番ですよね。
当社には給湯器が設置されており、約60℃のお湯が使える環境です。

蛇口を左にひねると給湯器を通ったお湯が出て、右にひねると給湯器を通らない水道水が出る、という仕組みになっているそうです。
(※給湯器の詳しい構造については専門外です)

ある日、いつものようにお湯でお弁当箱を洗っていると、
「あれ? 金属臭がする?」と感じました。
鉄っぽいにおいです。
「もしかすると、たまたま嗅覚が敏感になっていただけかもしれない」
そんなふうにも思いました。
しかし、当社は鉄をはじめとする元素を分析する会社です。
せっかくなので、これは一度ちゃんと調べてみよう、ということになりました。
金属臭を感じたのは、お湯を使っているとき。
そこで、
この2種類の水を採取し、比較分析を行うことにしました。
金属臭と聞いて、まず思い浮かぶのは「鉄」。
そこで最初に、鉄の数値を確認してみました。
すると……
あれ? ほとんど差がない。
むしろ、お湯のほうがわずかに低いくらい。
| お湯(平均値㎍/L) | 水道水(平均値㎍/L) | |
| 鉄 | 3.1 | 3.9 |
「やっぱり気のせいだったのかな」
そう思い、分析データを閉じようとした、そのときです。
データを見直していると、別の項目が目に入りました。
これらの数値が、あきらかにお湯のほうで高くなっていたのです。
具体的には、
| お湯(平均値㎍/L) | 水道水(平均値㎍/L) | 比 | |
| 銅 | 70.4 | 8.7 | 8 |
| 亜鉛 | 60.5 | 8.7 | 7 |
| 鉛 | 1.2 | 0.3 | 4 |
という結果でした。
もちろん、これらの数値は水質基準を超えるものではありません。
この数値が健康に影響を及ぼす、というものではありませんが、
「給湯器を通すことで、こうした金属元素が増えることがある」
という点は、データとして確認できました。
給湯器には銅管が使われることが多いため、その影響が反映された可能性が考えられます。
日常の中でふと感じた小さな違和感も、分析してみると、きちんと理由が見えてくることがあります。
そして何より、「気のせいではなかった」と確認できたことが、少し嬉しかった、そんな出来事でした。
当社ではお水の比較分析も承っております。
今回のように給湯器を通したお湯と通さない水でも分析が可能です。
気になる方はぜひこちらからお申込みくださいませ。
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― ワンパンマンチャレンジ、その後 ―
「あれから、だいぶ時間が経ちました。」
先日、再びウイスマー株式会社様を訪問し、酸化ストレス(d-ROMs)と抗酸化力(BAP)の測定を行っていただきました。。
ウイスマー株式会社様、いつも本当にありがとうございます。
ワンパンマンチャレンジのその後
おさらいになりますが、当社代表・筒井はいわゆる「ワンパンマンチャレンジ」に取り組んでおりました。
順調に継続していたのですが……
131日目にして、ついに連続記録はストップしてしまいました。
理由は旅行先での環境。
「夜に走ればいいか」と軽く考えていたところ、
街灯がほとんどなく、下手をすると崖から落ちかねない状況。
安全第一ということで、泣く泣く断念しました。
とはいえ、連続記録はストップしましたが、「走れるときは走る」というスタンスに切り替え、現在もランニング自体は継続しています。
さて、気になるのが今回の測定結果です。
以前と比べると、
という体感はあったのですが、
酸化ストレスと抗酸化力の数値はどうだったのか。
結果は……

ほとんど変わりませんでした。前回がこちら

| 測定日 | d-Roms | BAP |
| 2025/8/26 | 339 | 2184.1 |
| 2025/12/17 | 323(-5%) | 2246.2(+3%) |
約4か月ぶりの再測定となりましたが、数値には多少の変動が見られたものの、大きな改善や悪化は確認されませんでした。
運動を継続し、ケガが減り、体感的には調子が良くなっていても、酸化ストレス(d-ROMs)や抗酸化力(BAP)の値が必ずしも大きく変動するとは限らないことが、今回の測定からも分かります。
これは、継続的な運動によって身体が現在の生活習慣に適応し、一定のバランスを保った状態に落ち着いているとも考えられます。
もしワンパンマンチャレンジを始める前のデータがあれば、運動開始による変化をより明確に比較できたかもしれません。
結果として、定期的に測定を行い、経過を追っていくことの重要性を改めて感じる機会となりました。
また、毛髪ミネラル検査についても、想像以上に継続的なデータが得られ、運動や生活習慣との関係を考える上で、興味深い情報が蓄積されてきています。
毛髪ミネラル検査において、以前から注目している銅の値については、高い状態が継続しています。
食事だけで単純に上下するものではなく、運動による身体の炎症状態などの影響が反映されている可能性が考えられます。
今後も、単一の数値だけを見るのではなく、他の検査結果や生活習慣とあわせて経過を追いながら、総合的に評価していく必要がありそうです。

今回の測定を通して改めて分かったのは、体感と数値の変化は必ずしも一致しないという点です。
測定を行うことで、大きく変化しているかのか、はたまた変わらないのかを客観的に確認することができます。
運動や生活習慣の取り組みが、どのような状態で身体に反映されているのかを把握するためにも、定期的な測定によって現状を確認すること自体に意味がある、そのことを再確認する機会となりました。
ウイスマー株式会社様の酸化還元分析装置についてご興味がございましたらぜひお問合せくださいませ。
またからだミネラル検査についてはこちらからお申込みいただけます。
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