なぜマーガリンは体に悪いのか?

栄養学、断食療法で有名な山田豊文先生の本を読みました。マーガリンなどに含まれる人工的な脂肪酸をトランス脂肪酸といいます。
2013年11月のアメリカFDAの発表では、トランス脂肪酸の摂取を減らした運動のお陰で
年に2万人の心臓発作と7000人の死亡を減らせる可能性があるというのです。
トランス脂肪は細胞を狂わせるといわれ、もともと自然界にはない脂肪酸です。
マーガリンのようにもともと液体の植物油を固形の脂に変質するタイミングで生じてしまうらしいのです。食べられるプラスチック食品と思う方が理解が早いですね。
細胞の表面や細胞内小器官を覆う生帯膜を機能不全にし、数々の悪影響を招いてしまうという考えのようです。20150422ma-garin

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トランス脂肪酸は我々の身近では、ありとあらものに入っています。
例えば、菓子パン、バター、食用植物油、ショートニング、ケーキ用小麦粉、パンケーキ、フライドポテト、冷凍チキン、スナック菓子、コーヒーフレッシュなどです。特にマーガリンと並んでファットスプレッド(食用油脂の割合が80%未満のものをファットスプレッドと呼び、80%を超えるものをマーガリンと呼ぶ。日本で家庭用のマーガリンとして販売されているものの多くはファットスプレッドです)
トランス脂肪酸は、ズバリ心臓病に一番悪いと唱える学者もいます。血中コレステロールのバランスを崩すと考えられています。また、全身の細胞を蝕み生活習慣病(糖尿病、メタボ)を誘発する。ガンのリスクも高まったという発表もあります。トランス脂肪酸の入っている調理油が特定保険用食品になっているのを疑問に感じる方も多くいらっしゃいますね。
では、体内に入ったトランス脂肪酸を中和、解毒し、体外排泄するには、どうしたらいいか。
答えは簡単、オメガ3系の摂取です。たとえばDHA、EPA、αリノレン酸、亜麻仁油が最適といわれます。つまり不飽和脂肪酸なんですね。

もう一つ、白い炭水化物は糖質を上げ続けます。白い炭水化物は、具体的に言うと米、スパゲッティー、パン、餅、ついでに白砂糖です。ホワイトデビルWhite Devil(白い悪魔)と覚えてください。ついでに大豆由来のコーヒーフレッシュも仲間に入れましょう。
また、砂糖の中毒性は、かなりなものらしいです。甘いドラッグなんていう方もいます。甘いものがないといられない方は、甘い誘惑に負けているのです。こう書いている私も甘く美味しいドラッグから抜けだせないでいます。
結果は血糖値の平均であるHb1ACが6.4で、あと0.1で糖尿病の仲間入りです。白い誘惑に勝てないでもがいています。

ここで、健康の秘訣を
「寝耳にワサビ」 を励行してください。ね→熱(体温を上げる)、み→水(マグネシウム入り)、み→ミネラル、に→日光、わ→笑い、さ→酵素、び→ビタミン
ねみみにわさびです。

「まごはやさしい!」もお教えします。

ま  大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取に
ご  ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に
わ  わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に
や  野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に
さ  魚のこと。タンパク質、オメガ3脂肪、亜鉛の摂取に
し  しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に
い  じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取


writen by yone

ミネラルとビタミンの関係

ミネラルやビタミンは体内では合成できませんが生体の機能を正常に保つには必要な栄養素です。ミネラルとは人体を構成する無機質(鉱物)の中で酸素や炭素、水素、窒素の除いたものをいいます。
ミネラルは13種類あり、比較的体内に多く含まれるカルシウムやリンなど5種類を多量ミネラル、極わずかな鉄や銅、亜鉛など8種類を微量ミネラルとして、食事摂取基準が策定されています。

Vitamins & minerals

主なミネラルの働きは、骨や歯など組織の構成成分、心肺機能や筋肉機能、体内浸透圧の調節など生命活動に必要な生理機能の調節、代謝に必要な酵素・ホルモンの構成成分、酵素の活性化など、生体が活動する上で必要なあらゆる機能に関与し、このような働きのバランスを保っています。

一方、ビタミンはミネラルが無機質であるのに対し炭素を主成分とした有機質です。
ビタミンはミネラルのように生体の構成成分になることはなく、その多くが代謝を行う酵素の補酵素として働いています。
補酵素とは酵素が活性を発揮するのをスムーズに行うための補助剤であることから、潤滑油としてよく例えられます。
ビタミンは13種類あり、ビタミンAやビタミンDなど脂に溶けやすい脂溶性ビタミンと、ビタミンB群やビタミンCなど水に溶けやすい水溶性ビタミンに分類されます。

ヒトは糖質、脂質、たんぱく質の3大栄養素を栄養素として利用するために化学的に分解し利用できる形態に変化(代謝)させなければなりません。
ミネラルやビタミンは、この代謝をうまく機能させるための触媒のような働き行い代謝をサポートしています。

written by ら・べるびぃ予防医学研究所 検査室長 Y.

滑舌とアンチエイジング

みなさんこんにちわ
筋トレ大好きでっかいです。

最近5年ぐらい前に購入したAKGのC3000Bというコンデンサーマイクが
壊れてしまい、大きなショックを隠し得ない今日このごろ。。。

じゃあせめてと、もらい物のSM58というマイクを末長く使ってやろうとグリル(マイクの金網部分)をきれいにすべく、長年放置してついた錆を落とそうとしたのですがなかなか取れない。。

そこで職場の検査の人に頼んだらなんと超音波の機械にかけてもらい、ものの10分でぴっかぴかになりました!
恐るべし超音波。。。

beforeの写真がなくて残念ですが、もうほんとに真っ茶色だったんですw
感動しましたね。

20150401マイク

さて毎回のこと、前置きが長くなってしまいましたが本題です。
滑舌とアンチエイジングについてのお話です。

手を動かすことや口を動かして話すことはよくボケ防止と言われています。
脳を刺激するからいいんだとか。。

そんな難しい話はわかりませんが、よく話す人や噺家さんは顔の筋肉が発達するので頬が落ちてないんですよね。

そこで今回は簡単に短い時間で超きつい滑舌練習のご紹介です。
というよりも、滑舌を上達させるための筋肉トレーニングです。
唇を使う滑舌の練習ではないのでマ行やパ行には効果が薄いかもしれませんが。

まず舌を前歯と上唇の間に入れます。
なんとなく猿みたいな顔にありましたか?

そこから唇を閉じたまま舌先に力を入れ押し出すようにゆっくり歯をなぞり右へ動かしてください。
これ以上いかないところまできたら今度は左へなぞってください。

これを3周ほど、だいたい1分くらい

今度は下の歯と下唇の間にいれて同じように3周してください。

最後に前歯と上唇の間に舌をいれてゆっくりまわしてください。
右回り3周、左回り3周、全部で5分弱のトレーニングですが、だいぶきついと思います。

こちらを毎日続けると舌の筋肉、口輪筋が鍛えられます。
そして更にこの運動、ほうれい線を消すとも言われています!!
事実は実証されているか不明ですが、そんな風にいわれているのです!

20150401しわ

ビバアンチエイジング!!

滑舌も鍛えられて、アンチエイジングにもなるまさに一石二鳥な運動なのです!

ぜひお試しを!

クスリの販売について

夜、花粉症がひどいので薬局でTVのCMで放送しているクスリを買いに行きました。
そのクスリを求めると薬剤師が帰ってしまったので、販売できないと言われ売ってくれませんでした。
どうして?
これは第一類医薬品といい、要指導医薬品といい書面を用いた情報提供が義務づけられており、薬剤師の注意説明を受けないと購入できないクスリということなんです。
私の鼻炎薬はフェキソフェナジン塩酸塩が含まれているので、安全評価が確立されていないリスクが不明なものとして指定されているので第一類医薬品であることがわかりました。新薬に多いようですね。
そして、こちらでいかがですかといわれたのは、良く見る鼻炎カプセルで裏を見ると第二類医薬品と印刷されていました。イメージ的には効き目が落ちるのかと思いましたが、そんなことはないという説明でした。
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ドラッグストアで販売している第一類医薬品とは、薬剤師の説明がないと購入できないクスリです。理由は一般用医薬品としての安全性評価が確立されておらずリスクが不明のもの(21製品)と日常に支障を来す副作用のおそれがあり、特に注意が必要なもの(80製品)でした。
第一類医薬品は、レジから7m以内の陳列も義務付けられていますので、驚きです。また陳列についても空箱でないといけない安全策も講じられています。あくまで薬剤師から直接購入が原則なのですね。
鎮痛剤のロキソニンや発毛剤のリアップ、花粉症などのアレグラ、胃腸薬のガスターも第一類医薬品でした。
鎮痛剤のイブや風邪薬のエスタック、咳止め薬などは第二類医薬品でアリナミンなどのビタミン剤、一般の目薬、イソジンや湿布薬などが第三類医薬品となるわけです。
コンビニで販売しているリポビタンDは第三類医薬品というわけです。風邪薬はおいてはいけないわけですね。
第二類と第三類は薬剤師以外の人が販売してもいいことになっています。ただし登録販売者でないとNGです。
意外なのは妊娠検査薬などの自己責任で判断する試薬も第二類医薬品なことがわかりました。
クスリにもいろいろある事に気が付きました。
written by Yone

花粉症対策について

4月に入り、花見の季節が巡ってきましたが、それほど気温が上がらずまだまだ少し肌寒いですね。
さくらの開花と共に春の伊吹を感じられるようになるのは、あともう少しでしょう。

さて、通勤時の電車内を見渡すと、そろそろ春というのにマスク着用の方を多数見かけます。
インフルエンザや風邪対策で着用しているのでしょうか。
もちろん、そのための対策で着用している方もいると思われますが、息苦しく
何度も「くしゃみ」をいる方を見かけました。

そうか、この人は「花粉症」対策で着用しているのか!
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現在では、4人に1人は花粉症と言われ、スギやヒノキなどの花粉によってくしゃみ、鼻水、鼻づまり目のかゆみなどのアレルギー症状が発症します。

現在までに治療や対策としてさまざまなことが言われていますが、明確な決定打までに至っていません。
一般的な治療薬としては、「抗ヒスタミン薬」があります。

ある記事では、「医師は自分自身の花粉症の治療のために、どんな薬をチョイスをしているのか」
というアンケートを見ると、花粉症に悩む医者の8割近くはシーズン中に抗ヒスタミン薬を服用しているという結果が載っていました。治療薬としては一般的なものです。
また、有効なサプリメントとしては、抗酸化作用が高いといわれている「ビタミンC」が花粉症の
症状を緩和できると言われています。
ビタミンCを多く摂取することで抗ヒスタミン効果があるとも言われています。

私自身は幸いにして花粉症は発症していませんが、
ある日突然発症すると言われており他人事ではありません。

地域によって異なりますが、関東地方は、2月~4月までの約3か月間とが特に多い時期となります。
もし、症状が発症したら早めに専門医に診てもらい、適切な治療を始めましょう。

written by T.H

参考文献:
厚生労働省 花粉症特集
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kafun/

シオノギ製薬 花粉症 − 花粉症には早めの治療が大切 ~あなたに合った花粉症対策を始めましょう
http://www.shionogi.co.jp/wellness/diseases/hayfever.html

日経ヘルス&メディカル 花粉症の医師に聞く 「自らが服用する薬は何ですか」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0302V_T00C14A3000000/

耳鼻科の病気 花粉症に効くサプリメントについて
http://byoki-kaisetsu.ito-jibika.net/?p=206

ビタミンCの効能とは?
http://www.aa-2g.net/kounou.htm

サプリ・食事で始める!今年の風邪予防・風邪対策
http://allabout.co.jp/gm/gc/298749/

2015年スギ花粉の時期。ピークはいつまで?
http://yakudatta.com/archives/1695.html

抗生物質 その2

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抗生物質で最も処方されているのがレボフロキサシンです。別名クラビットです。聞き覚えある方も多いでしょう。症状によって100mg、250mg、500mgが処方されますね。

細菌によって感染症を発症するため、感染症を治療するためには「細菌を退治すれば良い」ことが分かります。私たちの免疫力やナチュラルキラー細胞だったりするわけですが、より早く病気を治すためにレボフロキサシンのような広域に効く抗菌薬を使用しているのが西洋医学の主流です。抗菌薬は細菌を殺す作用があるため、これによって感染症を治療するのです。 

 

抗菌薬には、「ヒトの細胞に対しては作用しないが、細菌に対しては毒性を示す」という働きがあり、専門用語で選択毒性といいます。選択毒性によって細菌を殺すメカニズムがあります。

細菌は一つの細胞から成り立っている生命体です。細胞分裂を行うことで増殖していきますが、コピー細胞を作るためにはDNAの複製が絶対必要不可欠なんです。

DNAにはすべての生命情報が書かれています。DNAを複製できなければ、細胞は増殖できません。このとき、DNAの複製に重要となる酵素としてDNAジャイレースがあります。

DNAは二重らせん構造をしており、そのままの状態ではDNAの情報を読み取って複製することができません。そこで、DNAの鎖を切断することでねじれを解消させ、DNAを読み取りやすくさせる酵素がDNAジャイレースの役目です。

だからDNAジャイレースを阻害すれば、細菌はDNAの合成ができなくなるということなんです。これによって細胞分裂が抑制され、細菌を死滅させることができます。

このような考えにより、DNA合成に必要な酵素を阻害することで細菌感染症を治療する薬がレボフロキサシン(商品名クラビット)なんです。

ヒトはDNAジャイレースを持っていませんが、細菌はDNAジャイレースが必須です。この違いを利用することで、細菌に対して選択的に毒性を発揮させるのです。だから選択毒性というんです。

この薬の特徴

レボフロキサシンは、肺炎球菌やブドウ球菌など、抗菌薬の中でも幅広い細菌に対して殺菌作用を有します。 

薬を服用した後、各組織に移行やすい性質をもつため、多くの感染症を効率よく治療することができます。大部分が尿と共に排泄される薬であり、尿路感染症に対しても使用することができます。 

かつて、レボフロキサシンは「100mg錠を1日3回服用する」という使われ方をしてきました。しかし、レボフロキサシンの作用は「どれだけ薬の濃度が高いか」によって左右されます。つまり、薬の服用量を多くするほど、殺菌作用が強くなる薬なのです。 

専門用語では、このような作用を示す薬を濃度依存型薬物と呼びます。 

でも、この種類の薬を低用量で長く使用し続けていると、たとえば100mgを長期間1か月以上飲んだとします。抗菌薬に対して耐性をもつことで薬が効かなくなる「耐性菌」が生まれてしまいます。これを回避して薬の効果を最大化させるためには、「一回の投与量を多くする」という使い方が適切とされています。飲むか飲まないかはっきりと集中的に叩くこと画もっとも重要です。だから自己判断で飲むのを途中でやめてしまい、ぶり返した時が面倒なんです。

つまり抗菌約や抗生物質は医師から処方された分は全て飲みきる事を忘れないでくださいね。

written by YONE

ビタミンとミネラル

今回はビタミン・ミネラルの不足と過剰症について話したいと思います。

女性に不足しがちなビタミン・ミネラルを補うだけで美肌が手に入る

女性はしっかりとしたダイエットとまではいかなくても、毎日の食事を気にしているという人が多いと思います。そこで不足しがちになるのがビタミンとミネラルです。

抗酸化作用の高いビタミンCやEをとって美肌へつなげる

美肌の一番の敵はシミやシワです。このシミやシワは紫外線を浴びることや体内に溜まった活性酸素が原因と言われています。紫外線を予防するには日焼け止めなどを使うことができますが、体内の活性酸素は食品などで抑えるしかないと言われています。

その活性酸素を抑える抗酸化作用のあるものはビタミンCとEと言われています。ビタミンCを多く含む食品はレモン、ブロッコリー、ピーマン、海苔といったものがあげられます。

では、ビタミンCはどのくらい摂るのが望ましいのでしょうか。

懐血病さえ予防できればよい、というのであれば、必要量は100ミリグラムで足りることになります。

でも、この量では風邪予防もままなりません。ビタミンCは白血球を活性化してウイルスや病原菌を攻撃し、風邪を予防します。

 

さらに、ビタミンCにはコラーゲンの生成を助ける働きがあります。皮膚のシワの原因は、多くの場合ビタミンCの欠乏です。

つまり、お肌をいきいきと保つにはビタミンCをたっぷり摂る必要があるのです。

そこで、風邪の予防にも効果があり、シワをできにくくするには、1000~2000ミリグラムは必要だと言われています。

 

また、現代人に付きものなのがストレスです。

さまざまな研究でストレスが体内のビタミンCを消耗することがわかっています。それは、ストレスに対抗するホルモンを生産するときにビタミンCが必要だからです。

そのホルモンをつくるのは、おもに副腎という臓器です。じつは、体内でビタミンC濃度がもっとも高い臓器は副腎なのです。

ビタミンCの摂取量が少ないと、ストレス対抗のために優先的に使われ、そのほかの役割に回らなくなる可能性があります。

 

さらに、ビタミンCの抗酸化力で高齢になったときの白内障を予防して、お肌のシミも予防したいとしたらどれくらいビタミンCが必要でしょうか?。

この場合には、さらに量を増やさなければいけません。1日に2000~2500ミリグラムくらいは必要かもしれません。

私は美容と病気予防のため、1000ミリグラム を一日に二回、摂るようにしています。

 

 

 

 

 

 

 

さて、ビタミンEはアーモンド、抹茶(緑茶)、ひまわり油といったものに多く含まれています。ビタミンEは意外に摂りにくいとされているので日頃使っている油をひまわり油などに替えて摂取するといいかもしれません。
ビタミンの過剰症について
水溶性ビタミンは、過剰に摂取した場合でも、尿として体外に排泄されるので、多少摂取しすぎても心配ありません。
脂溶性ビタミンは肝臓をはじめとする体内に蓄積されるため、過剰摂取による副作用が出てくる危険性があります。良く知られている通り、ビタミンAを取りすぎると軽度の場合、下痢など食中毒様症状、重篤な場合、倦怠感・皮膚障害などが起こる場合があります。妊婦が過剰摂取した場合には催奇形性のリスクが高くなります。また、ビタミンDを取り過ぎると、高カルシウム血症のリスクが高まります。
ミネラルの過剰症について
ミネラルはビタミンに比べ安全領域が狭く、過剰症には特に注意が必要です。
カルシウム…便秘、尿路結石、他のミネラル吸収を阻害、マグネシウム欠乏症
亜鉛… 頭痛、吐き気、胃腸障害、貧血、イライラなどなど。
では、上限摂取量はどのくらいなのか?と申しますと…

ビタミンA: 3000μg βカロテン: 25mg ビタミンD: 60μg

ビタミンE1000mg ビタミンK10mg ビタミンC2500mg

ビタミンB1: 100mg ビタミンB2: 200mg ナイアシン: 1500mg

ビタミンB6: 100mg  葉酸: 1000μg ビタミンB12: 3000μg

ビオチン: 2500μg パントテン酸: 1000mg

カルシウム: 1500mg マグネシウム: 400mg クロム: 1000μg

マンガン: 10mg セレン: 200μg 亜鉛: 30mg
鉄: 60mg

この基準は、栄養の先進国であるアメリカのアメリカ栄養評議会(CRN)という安全性の評価や検討に関する協会のものです。
CRNはサプリメントに対する上限摂取量を設定しており、人がサプリメントとして摂取する場合の副作用非発現量といっています。
なんでもそうですが、体によいとされているものでも、単体で過剰に取りすぎると、かえって体を悪くしてしまうのと同じで、バランスよく摂取するのが大切です。
複数の栄養素がバランスよく配合されたものを摂取基準を守って摂取して下さい。

written by Shou

チョコレートの健康効果

2月に入り寒さもピークとなりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
寒さがあまり得意でない私は、ますます外に出るのが億劫になっている今日この頃です。

2月といえば、もうすぐバレンタインですね☆
今年は14日が土曜日なので、自分へのご褒美チョコや本命チョコに力が入る人が増えそう!と言われているようです。

私は友達が選ぶのに一緒に行ったとき「小麦粉を使用していないのですごく濃厚です!」という店員さんの声に負け(笑)、ずっしり重いガトーショコラを自宅用に買いました♪♪♪

皆さんはお目当てのものは見つかりましたか(*^ω^*)??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、チョコレートやココアは健康管理に一役買うそうです!

では、どんな効果が期待できるのでしょうか?

 

●ココアは病原菌の増殖を抑え、傷の治癒を早める●
胃潰瘍や胃がんと関連があるピロリ菌や病原性大腸菌O-157が増えるのを抑制するはたらきや、傷の治りを早める効果があるとされています。

 

●カカオ成分の虫歯抑制効果●
ウーロン茶や緑茶と同等またはそれ以上に虫歯菌を抑える効果や、虫歯の進行を抑制するはたらきがあるとされています。

 

●チョコレートの香りによる精神活動向上
チョコレートの香りには、集中力や注意力、記憶力を高める効果をもつことが、人の脳波や学習実験により確認されているそうです。

 

また、チョコレートやココアに含まれる“カカオポリフェノール”には、様々な健康効果があるとされています。

ここでは、その一部をお伝えしたいと思います(*’∪’*)

●カカオポリフェノールの健康効果●

①動脈硬化の予防
動脈にコレステロールがたまるのを防いだり、コレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化を予防する効果が期待されています。

②がん予防
がんは、細胞のDNAが突然変異した変異細胞が増殖して起こることも一因とされています。カカポリフェノールには、細胞DNAの突然変異を抑える効果があるとされています。

③抗ストレス作用
身体的ストレスの緩和が、ラットを用いた研究で検証されています。心理的ストレスへの抵抗力が強まることも認められています。

④アレルギーやリウマチへの効果
アトピーや花粉症などのアレルギーは、活性酸素の過剰なはたらきによって引き起こされるといわれています。カカオポリフェノールには、このはたらきを顕著に抑制したという報告がされているそうです。

 

チョコレートは、身体の機能維持に不可欠であったり、デトックス効果が期待されるカルシウムやマグネシウム、鉄、亜鉛などの必須ミネラルが豊富に含まれており、栄養バランスの面でも優れた食品です。

差し上げる方の健康増進も願って贈ってもいいですね(*⌒∀⌒*)

ですが、くれぐれも食べ過ぎには注意です!

おいしく適量を!を心がけましょう。

 

寒い冬もあと少し!!

風邪などひかないように気をつけながら元気に過ごしましょうね(^^♪

written by たっこ

お酒を飲むと亜鉛が失われる!

一般的に、アルコールは、肝臓で最終的に酢酸まで分解されるのですが、これにはアルコール脱水素酵素・アルデヒド脱水素酵素が働いています。
亜鉛はこれらの酵素だけでなく、様々な酵素を活性化するために消費されますので、体内で不足すると酵素を作ることができなくなります。

お酒をたくさん飲むと、アルコール脱水酵素がたくさん必要になって、大量の亜鉛が消費されます。
お酒を頻繁飲む方は、慢性的な亜鉛不足に陥りがちです。
普段のお食事から亜鉛をバランスよく摂取するよう、心がける必要があります。

それでは、亜鉛を多く含む食品をご紹介します!

成人男子目安量:9.0mg
成人女子目安量:7.0mg

※食品100g当たり亜鉛の含有量 単位:mg
牡蠣(生)                         13.2

パルメザンチーズ              7.3

煮干し                                7.2

ピュアココア                     7.0

レバー(豚)                     6.9

抹茶(粉)                         6.3

カシューナッツ                  5.4

牛肩肉(和牛)                  4.9

アーモンド                         4.4

たいらがい                         4.3

タラバガニ                         4.2

たまご(卵黄)                  4.2

ローストビーフ                  4.1

焼きのり                            3.6

カレー粉                            2.9

切干大根                            2.1 等々

 

いつものお食事にもう一品、亜鉛を多く含むおかずを加えましょう。

自分の亜鉛値を知りたい方は毛髪ミネラル検査をお勧めします。

亜鉛を含め29種類のミネラルや金属を測定します。

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written by Mica

 

抗生物質その1

抗生物質とは、イギリスの細菌学者であるサー・アレクサンダー・フレミングが抗菌物質リゾチームと、アオカビから見つけだしたペニシリンが最初です。長年、感染症に抜群の威力を発揮してきたのです。

抗生物質とは「微生物の産生物に由来する抗菌薬、抗真菌薬、抗ウイルス薬、そして抗がん剤であり、その大半が抗菌薬」です。現在、感染症を専門とする研究機関・医療機関では「抗生物質」という名称はあまり用いられず、それぞれ「抗菌薬」・「抗ウイルス薬」・「抗真菌薬」・「抗寄生虫薬」と言う名称を用いるようで、一般の人は総称してそう呼んでいますね。

しかし、効果が上がる半面、菌が抗生物質に対し耐性をもち、だんだん効かなくなってくるので、抗生物質も更に効果を求め変化せざるを得なかったようです。結局、次のような抗生物質が誕生するわけです。

ペニシリン系抗生物質、セフェム系抗生物質、マクロライド系抗生物質、.テトラサイクリン系抗生物質、ホスホマイシン系抗生物質、アミノグリコシド系抗生物質、ニューキノロン系抗菌剤とあり、医師が最大の効果を上げるため影響している菌を予想して違う投薬をするのは、知っての通りです。菌は生き延びるために常にDNAをアップデートしており、抗生物質と菌とは、まさにイタチゴッコのようです。

近年、殺虫剤をスプレーしてもハエが死ににくかったり、スーパーラットというネズミのように手足が変化し、縦の壁をまっすぐに上れたり、殺鼠剤を食べても死なないネズミまで出てきました。
これがまさしく薬剤に対する耐性なのです。
人間は安易に抗生物質を服用することは慎まなくてはいけません。
それは、もしもの時、どうしても治したいときの十八番として用いるように隠した武器にすべきではないでしょうか。

 

written by Yone