病院にかかり過ぎてはいけないか?
この記事は分かりやすく保存版です。
世界に冠たる国民皆保は既に限界。
保険料を払っている以上病院に行くのは国民の当然の権利。早急に制度の根本的な見直しに着手しなければ早晩破綻する。
病院に行くかどうかより、病気にならない予防医学こそ時代の要請だと思います。
written by 筒井豊春
病院にかかり過ぎてはいけないか?
この記事は分かりやすく保存版です。
世界に冠たる国民皆保は既に限界。
保険料を払っている以上病院に行くのは国民の当然の権利。早急に制度の根本的な見直しに着手しなければ早晩破綻する。
病院に行くかどうかより、病気にならない予防医学こそ時代の要請だと思います。
written by 筒井豊春
概 要
カルシウムは体内に最も多く存在するミネラルです。その量は、全体重の1.8%、つまり体重が60Kgの人では1080gものカルシウムが存在します。
体内のカルシウムの内、99%が骨と歯の成分となり、0.9%は筋肉や神経組織などの細胞内外の体液に、残りの0.1%は血液中にあります。
カルシウムはリン(P)と結合し、ハイドロキシアパタイトという固くて丈夫な結晶となり、骨や歯を構成します。
血液や体液中にあるカルシウムは、電子を2個失ったカルシウムイオン(Ca2+)の状態になっています。
このカルシウムイオンは、体内の神経伝達に役立っています。
日本人の場合、カルシウムの摂取量は男女ともに目標を下回っており、厚労省の平成26年国民健康・栄養調査によると、1日当たりの推奨量が680mgのところ、実際には490mg程度しか摂取されていません。
全般的に不足しがちな微量栄養素の中でも最も不足が懸念される栄養素の一つです。
カルシウムの必要量は年代や性別によって違いますが、骨にカルシウムを急速に蓄積する幼児期・思春期と、妊娠中の女性はカルシウムを多く必要とする時期です。
閉経後の女性は特に注意!
女性は、いわゆる更年期である閉経前後5年間に女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が急激に減少します。古い骨を溶かし新しい骨をつくるバランスのとれた骨代謝にはエストロゲンが深く関係しているため、女性は更年期以降、骨粗しょう症になるリスクが高まります。
カルシウムを積極的に摂ることで骨密度の低下を抑えることができます。
働 き
食物から摂取したカルシウムは、小腸で吸収されます。
小腸では、“エンテロサイト”という細胞がビタミンDと協力してカルシウムを吸収します。さらに、ビタミンDは、吸収したカルシウムを効率よく骨や歯にする手助けをしています。
つまり、カルシウムは、ビタミンDと一緒に摂らなければいけません。
さらに、骨の形成にはビタミンD以外に、ビタミンC・マグネシウム・ビタミンK、さらに微量ですが丈夫な骨の形成には銅・マンガン・亜鉛・鉄なども関わっています。
神経系
カルシウムは血中や体液中ではカルシウムイオンとなり記憶形成や感覚伝達など脳のあらゆる神経系の情報伝達に関与しています。
ニューロンの興奮によって神経終末から放出される神経伝達物質がその受容体と結合すると、細胞質内のカルシウムイオン濃度が上昇します。
この細胞内カルシウムイオン濃度の上昇が神経系における情報伝達のトリガーとなるのです。
筋肉を収縮させる
カルシウムイオンは筋肉でも同様の働きをします。
神経細胞の中を伝わってきた電気信号が到達すると、筋小胞体という袋の中に貯蔵されているカルシウムイオンが放出されます。
放出されたカルシウムイオンは筋肉の収縮を抑制しているタンパク質と結合して抑制を解除します。
すると、筋肉を動かす時のエネルギー源となるATP(アデノシン三リン酸)が作用して筋肉が収縮します。
③その他にも…
その他にもカルシウムイオンは、下記の働きなど、体内の様々な働きを担っています。
・出血時に血液を凝固させる
・ホルモンの分泌を助ける
・消化酵素など多数の酵素分泌を助ける
・細胞分裂・分化を促す
カルシウムイオンが機能するためにはマグネシウムが不可欠です。そのため、カルシウムとマグネシウムはバランスよく(Ca:Mg=2:1~1:1)摂ることが重要です。
カルシウムが足りないと…
・骨や歯が弱くなる
骨粗しょう症など
・精神的な障害
情緒不安定、認知障害、うつ症状など
・筋肉系の障害
筋肉のけいれんや痛み、心不全など
・血管系の障害
高血圧、動脈硬化など
血中のカルシウムはカルシウムイオンとして一定の濃度に保たれています。
血中のカルシウムが不足すると、副甲状腺ホルモンが働き、骨に貯蔵しているカルシウムが血中に溶けだします(脱灰と呼ばれる状態です)。
カルシウム不足が慢性化すると副甲状腺ホルモンの分泌が盛んになり、骨からのカルシウム流出が増加します。
その結果、骨のカルシウムは失われていくのに、細胞や血中のカルシウム濃度だけが高くなり、高血圧を誘発し(カルシウムには血圧をあげる作用がある)、余分な血中のカルシウムが血管に沈着し動脈硬化を引き起こし、反対に骨はスカスカになって骨粗しょう症と呼ばれる状態に陥ります。
このように、体内のカルシウムが不足しているにもかかわらず、ミネラル検査や血液検査では高値にでることがあるため、カルシウムは『パラドックスミネラル』とも呼ばれています。
冒頭でご紹介した受検者さまもこの状態でした。
ミネラル検査では、カルシウムとマグネシウムが両方とも高値の場合、脱灰の可能性を疑います。
過剰摂取
食事からの摂取だけで過剰に摂ることは、まずありえません。
しかし、サプリメント等で過剰に摂取すると高血圧・動脈硬化・腎臓障害・泌尿器系の結石などの他、鉄やマグネシウム・亜鉛などの吸収をさまたげることがあります。
サプリメントでの補給について
食事だけではカルシウムを十分に補給できない場合は、サプリメントも活用しましょう。
その場合、摂取基準量を守るほかに、いくつか注意点があります。
・カルシウムは食間に摂る。
カルシウムは鉄と一緒に摂ると、鉄の吸収を妨げます。
カルシウムをサプリメントで摂る場合は、食後すぐはさけ、食事と食事の間にとるようしましょう。
・ リンの摂りすぎに気を付ける。
リンは摂りすぎても足りなくてもカルシウムの吸収を妨げます。
リンとカルシウムの割合は1:1を超えないようにと言われますが、加工食品に多く含まれるリンは現代人では摂りすぎの傾向にあり、足りない方はほとんどいません。
加工食品を控え、リンの摂りすぎに気をつけましょう。
・ビタミンCを十分に摂る。
丈夫な骨を作るためには、カルシウムだけではなく、コラーゲンも欠かせません。骨はコラーゲンで作られた組織の上にカルシウムがくっついて作られるのです。
ビタミンCを十分に摂り丈夫なコラーゲンを生成すると、しなやかで弾力性のある丈夫な骨が作られます。
ビタミンCは摂りすぎると尿に排出されるため、過剰摂取の心配がないビタミンです。
十分に摂りましょう。
作り方
① 長いもはすりおろす。オクラは板擦りしてさっとゆでた後小口切りにし、納豆はよく混
ぜておく。
② そばは表示通りゆで、冷水にさらしてからよく水を切って丼に盛る。
つけそばの濃さにしたつゆを少なめにかける。
③ ①をそばの上に乗せ、海苔と小口に切ったネギ、白ごまを散らし、真ん中に卵黄を乗せ
る。
ネバネバに悪いものなし、と言われるネバネバ食材は、健康に役立つ優れた成分を豊富に含
んでいます。
●長いも・オクラ・納豆のネバネバの正体は“ムチン”という成分です。
ムチンには、免疫力を向上させ、肝機能・腎機能を高め、胃炎や胃潰瘍を予防する効果があ
ります。
また、涙の成分でもあるムチンは涙を目に繋ぎとめる役目をしているため、パソコンやスマ
ホをよく使う現代人に多い涙の性質低下によるBUT短縮型ドライアイの改善効果が期
待されています。
ただし、ムチンは熱に弱いので、加熱する調理法では効果が期待できません。
オクラはさっとゆでる程度なら大丈夫です。
2022年3月14日訂正
ご指摘をいただきまして調査をしたところ
北里大学理学部化学科 丑田公規教授の発表では
科学的には,ムチンは動物界(Kingdom ofAnimalia)だけに存在し,植物やキノコ類には見いだされていないのが現状である、とのことから上記の文章を訂正いたします。
引用URL:https://www.kitasato-u.ac.jp/sci/univ/chemistry/news/n20190125.html
●メカブのトロトロの正体は“フコイダン”や“アルギン酸”という成分です。
フコイダンには、昆布やわかめなどの海藻類に多く含まれています。抗ガン作用など免疫力
を高め、抗コレステロール作用や抗アレルギー作用などさまざまな効果があります。
アルギン酸は、天然の多糖類で昆布やわかめなどの海藻類に多く含まれています。
高血圧を予防し、抗コレステロール作用があります。また、ダイエット効果や胆石を予防す
る効果など、さまざまな効果があります。
いかがですか?
驚異のネバネバトロトロパワー!
さらに、これらの食材にはネバトロ成分の他にもミネラルや食物繊維、ビタミンなどが豊富に含まれています。
健康食材の優等生ですね。
夏だけに限らず、毎日の食卓にねばねば食材を取り入れるようにしましょう。
元素の周期表、私はら・べるびぃで仕事をするようになってから元素について学ぶ機会が多くなりました。
「多くなりました」と書きましたが、高校を以来、元素について考えることなんて皆無だったといってもいいかもしれません。
“水兵リーベ僕の船…”って覚えましたよね?
入社したばかりのころは、この先は全く覚えていなかったのですが、今ではミネラル検査で測定する元素記号と性質だけは覚えました。
宇宙のすべての物質は元素でできている。
って、なんだかとてもロマンティックに響きます。
元素周期表はミネラルガイドにも載っていますが、文部科学省のHPからもダウンロードできます。
文部科学省 ダウンロードページ
東京エレクトロンという会社の元素周期表は、パソコンの画面を専用のアプリでかざしてみるとアニメが動きます。
東京エレクトロン 元素周期表ページ
たまには元素周期表を眺めるというのも楽しそうです。
「私たちの体、住んでいる地球、そして宇宙。
この世に存在するすべてのものは、元素同士の化学反応によってできています。
これらの自然科学の摂理を凝縮した万能の道具が、周期表です」
というAmazonの内容紹介文に惹かれて読んだこちらの本は、化学が苦手な私でも元素って面白い!と思わせてくれました。
オススメです。
『元素周期表で世界はすべて読み解ける 宇宙、地球、人体の成り立ち』
written by Perry
東京ビックサイトで開催された分子栄養学の宮澤賢史先生のセミナーを拝聴しました。
一昔前まで歯の詰め物“アマルガム”には水銀が入っていました。
それが体調不良の原因だとわかったので歯科医で外したところ、余計に具合が悪くなったという話がありました。
実は、アマルガムを外すときこそが一番危険だそうです。
無防備に機械で削って外す治療では、摩擦で蒸発しガスになった水銀を吸収してしまうのです。
そのため、歯科医は防毒マスクをし、患者は口だけあいているラバーカバーで顔全体を覆うべきなのだそうです。
バキュームでアマルガムを吸引しているから大丈夫という歯科医はいささか疑問です。
バキュームだけでは気化した水銀をすべて吸い取ることは不可能だからです。
マグロは水銀を多く含んでいることで有名ですが、アマルガムの詰め物をしている人は日々マグロの刺身を1皿食べていると同じ量の水銀を摂取していることになります。
アマルガムが2本の歯に詰められていたら2皿分です。
徐々に溶けて体内に吸収されるのです。
結果として、精神的に病んだり、鬱になったり、難病まで引き起こす原因となりうることを知りました。
余談ですが、歯の根幹を治療しても菌が常在し、悪さをする例がありました。
その方は、リウマチを患っていたのですが怪しい歯を抜歯したら見事に完治したそうです。
さらに、その歯を動物実験でウサギに移植したところ、ウサギはリウマチになったそうです。
朝、コップ一杯の水を飲むことは健康法としてオススメしますが、必ず歯を磨いてからにしてください。
一晩中増殖した口の中の菌を丸ごと飲むことになるからです。
by yone
なぜなのでしょうか?
●土から失われるミネラル
私たちは、生きていくために必要なミネラルを野菜などの食物から摂ります。
でも、過去100年で農地のミネラルはこんなに減っているのです。
減少量が最も少ないオーストラリアでも半分以下、北米大陸では実に85%のミネラルが土から失われてしまったのです。
これは、化学農業の発達に伴いリン・窒素・カリウムのみが入った化学肥料が多用され土壌からその他のミネラルが失われたこと、さらに、下水が発達し、排せつ物が肥料として使われなくなり、2000年以上続いてきた農地へのミネラルの循環が失われたためです。
ミネラルを失った土で育った野菜は、当然ミネラルの量も少なくなります。
こうして、野菜をたくさん食べても十分なミネラル量の摂取が難しくなってしまったのです。
ミネラルは人間が生きていくために欠かせない大切な栄養素です。
ミネラルが豊富な土地で育てられた野菜や果物を食べる、サプリメントを上手に取り入れるなどミネラルをしっかり補給していきましょう。
written by perry
・風邪を引きそうな時のメニューは、
ズバリ、「おでん」がオススメ。これは、魚の持つたんぱく質をそのまま取れますし、体が温まる利点もあります。
その他オススメ食材は、枝豆、無調整豆乳、納豆、おぼろ豆腐、みかんゼリー、温泉卵、鶏ささみが良いらしいです。
風邪にかからないためには、うがい、手洗い、鼻うがいが基本ですよ。
by yone