夜、花粉症がひどいので薬局でTVのCMで放送しているクスリを買いに行きました。
そのクスリを求めると薬剤師が帰ってしまったので、販売できないと言われ売ってくれませんでした。
どうして?
これは第一類医薬品といい、要指導医薬品といい書面を用いた情報提供が義務づけられており、薬剤師の注意説明を受けないと購入できないクスリということなんです。
私の鼻炎薬はフェキソフェナジン塩酸塩が含まれているので、安全評価が確立されていないリスクが不明なものとして指定されているので第一類医薬品であることがわかりました。新薬に多いようですね。
そして、こちらでいかがですかといわれたのは、良く見る鼻炎カプセルで裏を見ると第二類医薬品と印刷されていました。イメージ的には効き目が落ちるのかと思いましたが、そんなことはないという説明でした。
ドラッグストアで販売している第一類医薬品とは、薬剤師の説明がないと購入できないクスリです。理由は一般用医薬品としての安全性評価が確立されておらずリスクが不明のもの(21製品)と日常に支障を来す副作用のおそれがあり、特に注意が必要なもの(80製品)でした。
第一類医薬品は、レジから7m以内の陳列も義務付けられていますので、驚きです。また陳列についても空箱でないといけない安全策も講じられています。あくまで薬剤師から直接購入が原則なのですね。
鎮痛剤のロキソニンや発毛剤のリアップ、花粉症などのアレグラ、胃腸薬のガスターも第一類医薬品でした。
鎮痛剤のイブや風邪薬のエスタック、咳止め薬などは第二類医薬品でアリナミンなどのビタミン剤、一般の目薬、イソジンや湿布薬などが第三類医薬品となるわけです。
コンビニで販売しているリポビタンDは第三類医薬品というわけです。風邪薬はおいてはいけないわけですね。
第二類と第三類は薬剤師以外の人が販売してもいいことになっています。ただし登録販売者でないとNGです。
意外なのは妊娠検査薬などの自己責任で判断する試薬も第二類医薬品なことがわかりました。
クスリにもいろいろある事に気が付きました。
written by Yone