国立感染症研究所の患者報告によると、O157などによる腸管出血性大腸菌感染症の患者報告数が昨年を上回るペースで増えているそうです。全国各地で集団発生が起きており、過去5年間で最も多かった2014年に迫る勢いとなっています。
厚生労働省は都道府県などに対し、感染予防策や治療法などの情報を医療機関に周知するよう求めています。
同研究所によると、今年(9月3日時点)の患者報告数は2,568人。
昨年同時期の2,358人を上回っています。
厚生労働省は都道府県などに対し、感染予防策や治療法などの情報を医療機関に周知するよう求めています。
同研究所によると、今年(9月3日時点)の患者報告数は2,568人。
昨年同時期の2,358人を上回っています。
都道府県別にみると
東京 327人
埼玉 196人
神奈川 190人
北海道 171人
千葉 127人
大阪 118人
愛知 114人
福岡 107人
岩手 89人
という順です。
先日の惣菜店の惣菜によるO157感染では小さな女の子が亡くなるという悲劇もありました。
飲食店、介護施設、保育施設などでは、厳しい衛生管理が求められます。
スタッフの方々は日々、見えない細菌やウイルスと闘っていらっしゃいます。
家庭では、肉や魚と野菜などのまな板を別にする。
肉にはしっかり火を通す、など、基本的な衛生知識を身につけましょう。
また、アルコール除菌は濡れている状態だと効果が弱まります。
しっかりと乾燥させてからアルコールを塗布するか、次亜塩素酸ナトリウムのような細菌にもウイルスにも有効で、塗れていても使用できる消毒剤を利用しましょう。