2025年4月10日 そこが知りたい!検査数値の成り立ち

そこが知りたい!検査数値の成り立ち

健康診断の結果には、さまざまな検査項目の数値が記載されています。しかし、こんな疑問を持ったことはありませんか?

「検査って、どのように行われているんだろう?」
「肝臓や腎臓そのものを直接検査しているわけではないのに、なぜ血液を調べることでその状態が分かるのだろう?」

よく考えてみると、不思議に感じることも多いかもしれません。
本セミナーでは、臨床検査技師が検査結果の裏側について分かりやすく解説いたします。

開催概要======================

題名:そこが知りたい!検査数値の成り立ち

開催日時:2025年4月10日(木) 12時~13時 

費用:無料

定員:100名

講師:ら・べるびぃ予防医学研究所 臨床検査技師・医学博士 矢野正生

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健康診断の結果をより深く理解し、ご自身の健康管理に役立てる機会となれば幸いです。

ご参加をお待ちしております。

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●申込方法イメージ

セミナー動画のアーカイブについて

よく聞かれることが多いので、こちらに記載いたします。

毎月行っているセミナーについてはアーカイブを見たい、という方が多くいらっしゃいます。

当社のいつも予医ファミリーという検査のサブスクにご加入いただいている方はいつでもアーカイブを閲覧いただくことができますので、ぜひご検討ください。

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現在のセミナー動画一覧

1.血液検査の見方

2.脂質検査と動脈硬化

3.新型コロナと有害金属・必須ミネラルの関係

4.ホルモンと自律神経と血流不足の改善

5.飽食の時代における亜鉛不足の現状

6.妊活とミネラルの重要性

7.血液電解質検査の意義

8.精神疾患と必須ミネラル-セロトニン仮説はもう古い?

9.断食教室のやさしく分かるファスティングセミナー

10.水銀の話

11.毛髪中ステロイドホルモンとストレス評価

12.アルミニウムの話

13.心身の慢性不調をスッキリ解消!コルチゾールレベル・リセット法

14.更年期とミネラルバランス

15.発達障害と有害重金属の関係

16.有害重金属の影響と検査の話(血液、毛髪、尿、爪)

17.活性酸素と酸化ストレス

18.男性更年期と毛髪ホルモン検査

19.身近な食品添加物

20.お腹まわりの脂肪蓄積はコルチゾールのせい?

21.自発性と創造力を育む 七田式とモンテッソーリのハーモニー

22.毛髪ミネラル検査の質問に回答します。Vol1

23.女性に必要な4つの栄養素←NEW

【衝撃】お、お、オーガニックや植物性プロテイン製品の鉛、カドミウムが数倍含まれていた

衝撃的なニュースです。

オーガニック製品や植物性の製品を摂取する目的は「体によさそうだから」という意見が多いと思います。

いわゆる安全神話というものですが、概要をこちらに記載いたします。

市販のプロテインパウダーに関する調査で、許容量を超える鉛やカドミウムが含まれている製品があることが判明しました。特に、植物性やオーガニック、チョコレート味の製品でその傾向が顕著です。具体的には、オーガニック製品は非オーガニック製品に比べて平均で鉛が3倍、カドミウムが2倍含まれており、植物性パウダーはホエイパウダーと比べて鉛の含有量が3倍に上りました。また、チョコレート味の製品はバニラ味に比べて鉛が4倍、カドミウムが最大で110倍含まれていました。これらの重金属は人体に有害であり、特に鉛はどんな量でも有害とされ、カドミウムは発がん性があり、心臓や腎臓などに毒性を持ちます。消費者は、製品選択の際にこれらの情報を考慮し、信頼性の高いブランドや成分表示を確認することが重要です。

参考URL:

https://www.cnn.co.jp/fringe/35228153.html

当然と言えば当然なのですが、ホエイプロテインの原料はミルクです。牛のすべてをミンチにして作っているわけではなく、ミルクに含まれるホエイ蛋白から作られます。水銀などもそうですが、ミルクにはほとんど移行しないと言われているため、選択的にミルクには栄養が含まれていることになります。

が、植物性プロテイン例えばソイプロテインは油脂を取り除いた大豆のタンパク質を抽出していて粉末にしているため、本来植物に含まれている成分がとれることになります。

過去の当社の調査でも植物性プロテインには「アルミニウム」がとりわけ多く、ホエイプロテインはほぼ有害金属は入っていませんでした。

プロテインとして摂取する際には注意すべき点かもしれません。

ただし、ホエイプロテインだからいいんだ!とも言い切れません。

グラスフェッドプロテインというストレスの少ない牧草牛からつくったホエイプロテインを飲んでいた方の髪の毛から飲む前と比べて百倍のカドミウムが検出されたこともありました。

そのためやはり信頼の高いブランドのプロテインを摂取することが大切だと思います。

まとめると

市販のプロテインパウダーにおいて、重金属(鉛・カドミウムなど)が許容量を超えて含まれる製品があることが判明しました。特に、植物性プロテインオーガニック製品、およびチョコレート味の製品で高い傾向が確認されています。

  • オーガニック製品:非オーガニック製品と比較して、鉛が3倍、カドミウムが2倍多く含まれる。
  • 植物性プロテイン:ホエイプロテインと比較し、鉛の含有量が約3倍高い。
  • チョコレート味:バニラ味と比較して、鉛が4倍、カドミウムが最大110倍。

原因の考察

  • ホエイプロテイン(ミルク由来):有害金属が乳製品にはほとんど移行しない性質から、重金属のリスクは低いと考えられています。
  • 植物性プロテイン(大豆由来など):植物が成長過程で土壌から吸収した重金属がそのまま製品に含まれる可能性がある。

ただし、ホエイプロテインでも「グラスフェッド」とされる製品を摂取しはじめた方の毛髪から摂取する前と比べて百倍のカドミウムが検出されたケースがあるため、すべてが安全という保証はありません。

そのために

  1. 信頼性の高いブランドや適切にテストされた製品を選ぶ。
  2. 製品の成分表示をよく確認し、不必要なリスクを避ける。
  3. 必要に応じて成分分析を行い、安全性を確認することを推奨。

以前の当社のブログはこちら

プロテイン粉末に限っては当社の代表が大好きなため、通常ご依頼価格110,000円のところ27,500円でお受けしております。23元素を測定いたします。

1番のトレーニングは食事、と多くの方が言いますが、安心してトレーニングをするためにも成分を分析してみてはいかがでしょうか。

こちらからお申込みいただけます。

次亜塩素酸水の噴霧について

コロナ禍でアルコール消毒液が一時期市場から消えたのを覚えている方も多いと思います。その代替手段として注目されたのが「次亜塩素酸水」です。直接コロナウイルスに振りかけることで効果を発揮することが証明されたものの、次亜塩素酸水の噴霧については安全性や効果に関する議論が長らく続きました。また、不適切な使用、例えば家庭用ハイターを噴霧器に使用して健康被害を招いた事例も問題視されました。

業界初の実環境での検証

こうした中、2025年1月16日、パナソニック株式会社 空質空調社は、群馬パース大学と共同で、業界初となる「実使用空間での次亜塩素酸を用いた浮遊菌・付着菌の除菌効果」に関する検証結果を発表しました。

検証概要:

  • 浮遊菌の除菌効果
    • 群馬パース大学の教室(約70畳)で、学生が授業を受ける環境下で検証装置を設置。
    • 5日間24時間運転し、浮遊菌を採取した結果、検証装置設置教室では約85%の菌減少を確認。
    • 検出された菌種には、カビ、バチルス属菌、黄色ブドウ球菌などが含まれ、幅広い浮遊菌に対する効果が示唆されました。
  • 付着菌の除菌効果
    • 無人の実習室(約56畳)において、検証装置から8m離れた場所に大腸菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌を付着させたシャーレを配置。
    • 24時間後、黄色ブドウ球菌で99.9%の減少を確認しました。

この研究結果について、群馬パース大学の木村博一教授は、「次亜塩素酸技術の活用が感染リスクの低減に効果的であると確認されることに期待したい」と述べています。

パナソニックは、今後も産学連携を通じて次亜塩素酸技術の進化を図り、感染リスクを低減する空間づくりを目指して研究を続けていくとしています。

参考URL

https://news.panasonic.com/jp/press/jn250116-1

次亜塩素酸の噴霧については検証方法が定まっておらず締め切った実験空間などでの検証はありましたが、実際の教室などでの検証は初めてとのことです。

次亜塩素酸を適切に使用することで、人体への影響を最小限に抑えつつ、ウイルスや菌への高い効果が期待されています。特に、冬季に流行するインフルエンザの感染対策としても、次亜塩素酸は選択肢の一つとして考えられるでしょう。

例えば、筆者の甥が通う幼稚園では、インフルエンザの影響で学級閉鎖となりました。このような状況において、次亜塩素酸の空間噴霧が、感染リスクを抑える新たなツールとなるかもしれません。

※インフルエンザウイルスにはアルコールも有効です。ご自身の状況に応じた適切な方法を取り入れてください。

ご希望の方は次亜塩素酸水や噴霧器を扱っておりますので、ご覧くださいませ。

https://www.lbv.jp/lbv-ec/category/item/disinfectant/

ら・べるびぃ予防医学研究所、「ミネラル講座」を始めます。

いつも「ら・べるびぃ予防医学研究所」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

この度、ら・べるびぃ予防医学研究所では新たに「ミネラル講座」を開始することとなりました。

私たちは、25年間にわたりミネラルや有害金属の分析を行ってきた経験を活かし、教育研修事業を手掛けるグリーンヒルキャリアとの共同制作による本講座を提供いたします。

これまではお電話等でミネラル検査に関するお問い合わせにお答えしてまいりましたが、「ぜひ講座にしてほしい」といった嬉しいお声を多くいただき、このたび具体化する運びとなりました。

講座制作の背景

検査会社として講座作成のノウハウがない私たちは、教育研修事業を手掛けるグリーンヒルキャリア様のご協力を得て、ようやく皆さまにお届けできる内容を完成させました。当初の予定より半年遅れとなりましたが、徹底したファクトチェックと改善を経て、納得のいく質を追求しました。

実は、ミネラルについて体系的に学ぶ機会は少なく、義務教育や専門学校、さらには医大でも扱いが限られています。そのため、日常生活や事業活動に役立つ知識を分かりやすくお届けできるよう心がけました。

講座の目的

この講座では、以下のことを目指します:

  • ミネラルや有害金属に関する知識をつけて生活に活かす。
  • 健康事業に活用できるノウハウを身に付ける。

ミネラル講座の概要

講座はオンラインで行うため、ご自宅やお好きな場所で、好きな時間に学ぶことができます。ネット環境があれば、パソコン、スマホ、タブレットなどから受講可能です。

3つの学習コース

  1. 基礎知識編
    ミネラルを学ぶ前に知っておくべき基本的な内容
    • 履修時間:約9時間
  2. ミネラル編
    必須ミネラル16種類の詳しい解説
    • 履修時間:約25時間
  3. 有害金属編
    有害金属や懸念される金属について
    • 履修時間:約20時間

各コースは個別でのお申込みも可能です。基礎知識をすでにお持ちの方は、ミネラル編や有害金属編からの受講も柔軟に選べます。

詳細については、下部画像をクリック、タップしてご覧ください。

ぜひこの機会に、ミネラルの世界を深く学び、新しい知見を日々の生活に活かしてみませんか?
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

2025年3月6日 【zoomワーク】わたしの健康法

いつも当社から発信型のセミナーなのですが、今回は皆さんとお話ができればと思い、zoomセミナーではなく、zoomワークとしています。

題材はそれぞれの方が実践されている健康法についてです。

ぜひ一押しの健康法を教えてください。

ナビゲーターの米川がお寄せいただいた健康法についてお聞きしていきますので、ぜひお話くださいませ。

途中参加、退出自由です。

題名「わたしの健康法 フリートーク」

開催日時:2025年3月6日(木) 12時~13時 

費用:無料

定員:50名

ナビゲーター:ら・べるびぃ予防医学研究所 専務執行役員 米川豊

聴講のみもOKです。

ぜひ、あなたの健康法をお寄せください。

ご参加をお待ちしております。

※お申込みには予医手帳の登録が必要です。

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