2019年3月28日(木曜日)8:15~『NHKあさイチ』にて爪ミネラル検査の回が再放送決定!

2019年3月28日(木曜日)8:15~8:50

NHK総合『NHKあさイチ』にて爪ミネラル検査の回がぎゅっと凝縮されて再放送決定です。

以前のブログはこちら。

http://www.lbv.jp/wordpressjp/?p=1422

 

基本あさイチは生放送なのですが、高校野球があるため再放送になるのだそうです。

今年度に放送された中からなんと私どもが出演した爪の回が抜擢されたとのことで、社員一同喜んでおります。

 

爪ミネラル検査についてスタジオでお話しています。

爪に含まれるミネラルを分析し、ミネラルのバランス、ストレスの状態、有害金属の蓄積などを把握し生活習慣の改善や健康意識の向上に繋げていただければと思います。

8時15分から約35分間にぎゅっと濃縮されています。

9時からは高校野球です。

楽しみです。

赤ちゃんを守れ!

風疹の拡大が止まりません。
昨年10月にも風疹の話題を載せましたが、その後も風疹は拡大し続けています。
国立感染症研究所は、直近の週(2月25日~3月3日)の風疹患者数が113人に上ったと発表しました。2019年の累計患者数はすでに768人になっています。風疹は、2013年の大流行(患者数1万4344人)の後、いったん減少し2014~2017年の4年間の患者総数は701人。
つまり、今年になってまだ3か月もたたないうちに4年間の患者数を超える人が風疹に感染しています。患者の多くは30~50代の男性や20~30代の女性。予防接種を受けていないか、免疫を十分に獲得できていない可能性のある人たちです。
風疹の感染力はとても強く、インフルエンザの2~4倍と言われています。
ただし、「三日ばしか」という別名のとおり、通常、感染しても症状は比較的軽く、数日で完治します。まったく症状が出ない人もいます。
一度感染すると生涯に渡り免疫ができます。風疹の最大の問題は、妊婦の感染です。
妊婦が感染すると、赤ちゃんに難聴・心疾患・白内障などの障害が生じる可能性があり、初期ほどその確率が高く、妊娠1カ月で風疹に感染するとなんと50%以上の確率で赤ちゃんに障害が生じます。

「妊婦に風疹を感染させない」ということが、風疹の予防接種の最大の目的なのです。

今まで、各自治体では、風疹の抗体検査やワクチンに補助金を出すなどの対策をとってきました。
しかし、

「自分は妊娠しないから関係ない」
「かかっても重症になるわけではない」
「ワクチンはお金がかかる」
「わざわざ受診するのはめんどくさい」

など、理由はさまざまですが、なかなか接種率が上がりませんでした。

そこで厚生労働省は2019年4月からの3年間、特に抗体保有率が低い現在39~56歳の男性に対し

・タダで
・日本全国どこでも
・会社員の場合は、会社の健診のときに
・自営業者の場合は、40歳以上の特定健診のときに

抗体検査が受けられるという対策を実施します。

これはすごいことです。

健診の「ついでに」ってとこが素晴らしい。
厚労省がんばりました!

みんなで赤ちゃんを風疹から守りましょう!

参照:

『先天性風疹症候群で亡くなった娘の宿題 同じ思いをする親子を二度と出さないために』←先天性風疹症候群で娘を亡くされた方の体験談。

NHK「ストップ風疹~赤ちゃんを守れ」←自分の風疹危険度が分かります。

厚生労働省『風疹に対する追加的対策』

『風疹流行止まらず、2週連続で患者100人超』毎日新聞 医療プレミア2019年3月18日

『風疹の予防接種、男性3年無料に 免疫ない39~56歳』朝日新聞デジタル2018年12月11日11時11分

『「風疹の記憶」に要注意 半数に抗体なしの恐れ』毎日新聞 医療プレミア 

寿命を縮める「超加工食品」

毎日新聞の医療プレミアに掲載されたコラム「大人気だが寿命を縮める?「超加工食品」とは」をご紹介します。

「超加工食品」とは、調理しなくても簡単においしく食べられるように加工された食べ物のこと。
ハンバーガー、チキンナゲット、ソフトドリンク、チョコレートなどなど。

2009年にブラジル、サンパウロ大学のカルロス・モンテイロ教授らの研究チームが、新しい食品の分類法を提案しました。

食品が加工されている程度や性質、目的により分類する方法です。

例えば、生の鶏肉を家で調理したものと出来合いのチキンナゲットでは健康への影響が異なるのに、同じ分類になる従来の方法では、それが分からないという指摘です。

この分類法は最初のものに改良が重ねられ、現在では世界保健機構(WHO)など国連機関でも採用されています。

その分類とは、食品を下記の4つのグループに分けるものです。

(1)未加工、または加工が最小限の食品

(2)台所にあるような調味料など (オイル、塩、砂糖、スパイスなど)

(3)加工食品 (豆腐、チーズ、漬物など)

(4)超加工食品

そして「超加工食品」。
これは、工場で高度に加工され多くの添加物が含まれる食品のことです。

今回の毎日新聞医療プレミアのコラムでは、フランス、パリ大学で行われた4万人超の大規模な疫学調査に基づく論文を解説しています。

それによると、

平均約7年間の追跡調査をした結果、602人(全参加者の1.4%)が死亡しました。そして、食事に占める超加工食品の割合(重量で計算しています)が10%増加するごとに、死亡のリスクは14%増加していました。

 この分析結果は、結果に影響を及ぼす可能性があるさまざまな要因を考慮しても変わりませんでした。具体的には、所得▽教育レベル▽体格指数(BMI)▽身体活動レベル▽喫煙状況▽総カロリー摂取量▽性別▽年齢▽配偶者の有無▽居住地(都市部か田舎か)▽アルコール摂取量▽がんや心血管疾患の家族歴、を考慮しても同じだったのです。

という、衝撃的な(ある意味予想通りとも言えそうですが)結果が出ています。

手ごろな価格で簡単でおいしく食べられる超加工食品は、魅力的な宣伝やパッケージで購買意欲をそそります。
でも、この結果は、やはり食べ物はできるだけ加工されていないものを自宅で調理することが健康にとっては良いと改めて認識させてくれますね。

『大人気だが寿命を縮める?「超加工食品」とは』毎日新聞 医療プレミア2019/3/11