2023年2月8日 無料zoomセミナー ホルモンと自律神経と血流不足の改善

日本での分子栄養学の第一人者、宮澤賢史先生の無料zoomセミナーです。

【講師紹介】 宮澤賢史 さま

医師・医学博士

2001年から栄養療法を開始。

ライナス・ポーリング博士の提唱する分子整合栄養医学を医療に取り入れた観点からの医療を展開。がんから糖尿病、リウマチ、精神疾患まで扱う範囲は幅広く、25000人以上に対して栄養療法の診療、データ解析、監修を行ってきた。
2004年からビタミンC静脈注射治療を開始
2007年 高濃度ビタミンC点滴療法学会を設立
2012年 分子栄養学実践講座開始 医科歯科連携診療普及協会設立
2015年臨床分子栄養医学研究会発足
2012年 9月より 分子栄養学講座主催(現在までに累計19回、参加人数は2000人以上)
2011年より 高濃度ビタミンC点滴療法学会 認定医試験 主任講師
2012年より 医科歯科連携診療普及協会認定 キレーションセミナー講師
外来診療の傍らで年間 20本の講演会をこなす、分子栄養学、高濃度ビタミンC療法のパイオニア的存在。栄養状態を見極め、単に足りないサプリメントを処方するのではなく、「なぜ、その栄養素が足りないのか?」を徹底的に追求する「根本治療外来」を提唱している。

分子栄養学実践講座主宰の宮澤賢史先生にお話しいただきます。

こちらのセミナー、宮澤先生のご厚意によりなんと【無料】です。

無料で聞けることなんてまずありません。

ご都合が合えばぜひご参加ください。

宮澤先生は当社が翻訳出版をした「栄養素のチカラ」の著者、ウィリアム・ウォルシュ博士と引き合わせてくれた先生であり、以前は当社のミネラル検査のドクターコメントをしていただいておりました。

大変ご恩がある上に、今回のセミナーも快くお引き受けいただきました。分子栄養学を学びたい方はぜひ先生が主宰する分子栄養学実践講座もお勧めです。

※人数に制限がございますので、確実にご参加いただける方のみお申込みください。

※いつもと開始時間が違うのでご注意ください。

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開催日:2月8日(水)12時30分~14時

演題:「ホルモンと自律神経と血流不足の改善」

講師:分子栄養学実践講座 主催 宮澤賢史

申込URL:https://www.lbv.jp/lbv-ec/?p=1457

費用:無料

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分子栄養学実践講座はこちら

【2023年1月19日 zoomセミナー】新型コロナと有害金属・必須ミネラルの関係

毛髪ミネラル検査アドバイザー講座をはじめ様々なセミナーをされているナチュロパス松本七美さまによる無料セミナーです。

題名「新型コロナと有害金属・必須ミネラルの関係」

開催日:2023年1月19日木曜日

時間:12:00~13:00

費用:無料

定員:300名

講師:Alinga Organics Australia Pty Ltd 代表取締役 松本七美

※確実にご参加いただける方のみお申込みください。

【講師紹介】

松本七美さま

埼玉県出身

Alinga Organics Australia Pty Ltd 代表取締役
ATMS(オーストラリア伝統医学学会)認定ナチュロパス
株式会社エリクシノール 特別顧問
NPO法人日本ホリスティックビューティ協会顧問
社団法人国際ナチュロパス協会 代表理事
分子栄養学実践講座 講師

【経歴】
2005年、オーストラリア、サザンクロス大学にてナチュロパシーの学位を取得。
学位取得より5年間、ゴールドコーストのクリニックにて勤務。消化器官系の疾患やアレルギー疾患を専門に、大人から子どもまで幅広く診療相談(コンサルテーション)を行う。
2010年、日本に帰国し、ら・べるびぃ予防医学研究所で医療従事者向けのセミナーを担当。
2012年、日本各地のセミナーオーガナイザーの依頼により、日本で講演活動を始める
2012年、起業。サプリメントやナチュラルコスメの販売を開始。
2016年、オーガニックハーブプロダクツ製造会社を立ち上げる。
2022年現在、オーストラリア・バイロンベイにて自然に親しむライフスタイルを送りながら、会社経営、またナチュロパスとして診療相談や執筆・講演活動も行う。
健康・美容をテーマとした講演会を世界各国や日本各地、オンラインで開催。受講者数はのべ30,000人を超える。

【2023年1月26日 zoomセミナー】母と子の有害金属蓄積の傾向

来年初めのzoom定期セミナーのご案内です。

タイトルは「母と子の有害金属蓄積の傾向」です。

当社で分析を行った母子の有害金属蓄積の傾向について顧問の薬学博士 安田寛がお話いたします。

皆さま日々の健康づくりの一助になれば幸いです。

下記よりお申込みください。

【zoomセミナー】脂質検査(コレステロール、中性脂肪)と動脈硬化

2022年最後のセミナーとなります。

健康診断や病院検査など毎日多くの血液検査が行われています。

臨床検査(血液検査)は私たちの健康状態把握や病気の診断・治療に有益な生体情報を提供してくれます。

今回は三井記念病院に37年勤めた検査のプロが脂質検査(コレステロール、中性脂肪)と動脈硬化のかかわりついて解説します。

皆さま日々の健康づくりの一助になれば幸いです。

下記よりお申込みください。

11月24日 鉱物の神秘

我々は生命活動を行う上でミネラルが欠かせません。

元来ミネラルは「鉱物」という意味です。

ミネラルは鉱物であることは意外と知られていません。

なぜ人体に取り込まれるのか、その経路は?

鉱物にはいろいろな元素が含まれていて、その組み合わせにより日本では1360種の鉱物として認識されています。

ダイアモンドも炭素からできた金剛石です。

語りつくせない鉱物を総論とともに有害金属とその症状を中心に解説します。

※事前にご質問を受け付けています。

お申込みいただくときに備考欄にご記入ください。

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開催日:11月24日(木)12時~13時

演題:鉱物の神秘

講師:ら・べるびぃ予防医学研究所 専務執行役員 米川豊

費用:1,100円

申込URL:https://www.lbv.jp/lbv-ec/?p=1297

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Youtube がん治療の「免疫革命」-がんと水素と「悪玉キラーT細胞」-と次回のセミナー

先日くまもと免疫統合医療クリニック院長 赤木純児先生に行っていただいたzoomセミナーを全編Youtubeで公開いたしました。

がんに苦しむ方や興味があったけどzoomセミナーに参加できなかった方にぜひご覧いただきたい内容です。

低用量の抗がん剤やオプチーボ、ヤーボイ、ハイパーサーミア、水素ガスなどを活用し、免疫力を高めながらがんを克服していくプロセスを細かく解説いただきました。

中でも水素ガスについては多く紹介され、免疫力を高めるために自宅でも睡眠時などに活用すべきとのことです。

詳しい内容はぜひYoutubeをご覧ください。

そんな赤木先生の研究に水素ガス吸収装置を提供した方が、株式会社HELIX JAPANの有澤代表です。

検査会社として、医師のお声ももちろん大切ですが、それを支えるメーカーの声を聞きたいと思い、有澤代表に次回のzoom講演をお願いしたところ、快くお引き受けいただきました。

有澤代表は、若いときに当時高価だったバナナをお腹いっぱい食べたい願望から総合リフォーム会社等を起こし、 80歳の時にご自分の健康増進の方法として水素ガスを活用したところ、その効果に感激して自ら水素ガス吸入機の製造販売の会社を起業した方です。

現在87歳の現役社長が「やりがい」「健康」を語り、年齢ではないやる気とパワーを感じていただけるセミナーとなるはずです。

有澤代表の著書:熟年ベンチャーの始め方  (2021年 ぱる出版)

有澤代表の特別セミナー

日時:2022年9月29日(木) 18時~19時

演題: 熟年起業と水素ガス

講師:HELIX JAPAN 代表取締役 有澤生晃

開催方法:ZOOM

参加費:無料

定員:上限100名

申込URL:https://forms.gle/rQa9A7EXeEW8vYh8A

8月24日特別セミナー

38万人の日本人が毎年がんで亡くなります。
保険診療の病院では外科手術、放射線療法、抗がん剤療法だけが標準治療として認められています。
進行がんである末期がんは、やがて放射線療法も抗がん剤療法も限界がやってきます。
その時、担当医は緩和医療を行うホスピスを紹介するしかありません。
日本には生きる望みを絶たれた末期がん患者が68万人もいるのです。
しかし、最後までがんと闘いたいと95%の患者は切望しています。
ここに日本のがん医療の矛盾があります。

くまもと免疫統合医療クリニックの赤木純児院長は、そんな患者に寄り添い1000名以上のがん患者の治療を続け、多くの患者様が1年、2年と延命され運よく寛解された患者もいます。
赤木院長は、東京や大阪など遠方のがん患者のためにクリニックに宿泊設備を併設され日夜懸命にがん治療を続けておられます。
熊本の「赤ひげ先生」なのです。

赤木院長は腫瘍免疫専門医として30年以上がんの治療に携わってこられました。
自己免疫力を上げながら治療をおこなうことを主眼に、個々人の症状に応じて免疫を活性化する治療法と標準治療を組み合わせた最適治療を行っています。
特に赤木院長は世界で初めて水素ガスによる「水素ガス免疫療法」を2016年から開始され治療効果を飛躍的に向上させることを実証されました。
赤木院長は水素ガス吸入療法についての本の出版やセミナーなどの啓発普及活動にも精力的に取り組んでいます。

らべるびぃ予防医学研究所は2000年の設立以来、健康で幸せな人生のための予防医学を提唱してまいりました。
私と大学の同窓という関係で赤木院長と知り合いました。
がん難民の患者様や家族様に一筋の光明となればと念願して、多忙を極める赤木院長にお願いして今回のセミナーが実現いたしました。
切実な悩みをお持ちの患者様や家族様はもとより医療実務に携わる多くの専門家の皆様にご参加頂きたいと存じます。

ら・べるびぃ予防医学研究所
取締役会長 筒井豊春 

特別セミナー内容

演題: がん治療の「免疫革命」-がんと水素と「悪玉キラーT細胞」-
講師: くまもと免疫統合医療クリニック 院長 赤木純児
開催日: 8月24日(水) 18時~19時(質疑応答の時間を設けます)
開催方法: ZOOMでのオンライン開催
参加費:無料
定員:上限300名

申込はこちらから
https://forms.gle/cyf6X5DRSFov79C89

講師略歴

赤木純児 (あかぎ・じゅんじ) くまもと免疫統合医療クリニック院長。
腫瘍免疫専門医。日本外科学会専門医・指導医。日本消化器外科学会専門医・指導医。日本がん治療認定医。日本統合医療学会認定医。日本統合医療学会理事・熊本県支部長。国際水素医科学研究会 理事長。

1954年、長崎県佐世保市に生まれる。九州大学文学部卒業後、宮崎医科大学(現宮崎大学)医学部に入り直し、1983年卒業。
1989年熊本大学大学院医学研究科博士課程修了。医学部時代は、自分が目指す医師になるための勉強にすべての時間を費やし、さらに知識と経験を積むため、1992年アメリカのNIH(National Institute of Health 国立衛生研究所)の、NCI(National Cancer Institute 米国癌研究所)に留学。
そこで治療に来ているガン患者の3人に1人が死んでいく現状を見て、今の治療法では患者を救うことはできないことに失望する。
しかし、末期のガン患者を何とか救いたいと、さまざまな勉強をするうち、統合医療に行きつき、水素ガスと出会う。
そして、腫瘍免疫の専門医として、「水素ガス免疫療法」を確立。2022年7月の時点で、効果の認められた症例と実証データはすでに1000件以上。
ステージ4で余命を告げられた患者、緩和ケアをすすめられた患者の「駆け込み寺」として、成果をあげている。

著書:『水素ガスでガンは消える!?』『HYDROGEN IMMUNOTHERAPY MAKES CANCER DISAPPEAR』(英訳書by Wan-Jou Tseng)
『がん治療の「免疫革命」 – がんと水素と「悪玉キラーT細胞」』
『ステージ4のがんを治す!』

ら・べるびぃ予防医学研究所
inf@lbv.jp
03-5614-2711

zoom勉強会「お水をもっと知りましょう!」に寄せられた質問

2021年10月12日、zoom勉強会「お水をもっと知りましょう」を開催しました。
大勢の方にご参加いただき感謝いたします。ありがとうございました。

今回は事前に質問を募集し、勉強会の中で回答しました。
このブログでは、事前にいただいたご質問と、当日いただいたご質問をご紹介します。

(ブログ掲載にあたり、一部内容を加筆修正しています)

また、水ハンドブックでは、下記の質問に該当する内容や、勉強会では話しきれなかった水についての基礎知識を掲載しています。ぜひ、ご利用ください。


Q: 水の1日摂取目安料として、よく毎日2リットルは飲まないといけないと言われますが、個体差を考えた場合、量については個々で様々ではないかと思っています。その際に考慮すべき内容や量の提案の仕方についてあれば教えてください。

➡ 水の必要量の算定方法として出納法と水の代謝回転速度を測定する方法があります。これらの方法を用いた結果によると、水の必要量は生活活動レベルが低い集団で 2.3〜2.5 L/日程度、生活活動レベルが高い集団で 3.3〜3.5 L/日程度と推定されています。しかし、その必要量を性・年齢・身体活動レベル別に算定するための根拠は、いまだに十分には整っていません。
そのため、厚生労働省では、多くのレベルを網羅しているであろう「飲み水から1日1.2Lを」を必要量や推奨量としてではなく、目安量としています。
出典:https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586571.pdf

なお、欧州心臓病学会の年次会議(ESC Congress 2021)では、1日2Lの水が心不全リスクを低下させると発表がありました。
(※すでに心不全を発症している方は、逆に水分を制限しなければいけない場合があります。)
https://nazology.net/archives/95306

Q:水の種類の個々にあった選び方について知りたい。

➡ 体に良い悪いについての判断はできないのですが、料理の種類によって向いている水はあるようです。

一般的に、硬水に多く含まれるミネラル成分は、肉の旨味を閉じ込め灰汁をよく出すため、肉を煮込むカレーやシチューなどに、一方、軟水では出汁の繊細なうまみを引き出すため日本料理に適しているといいます。

また、尿路結石の方や、その予防には、結石の形成を抑えてくれるマグネシウムやカルシウムが豊富に含まれている硬水が適しているといわれています。

https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0022/G0000634/0021
https://medicalnote.jp/contents/160324-014-FS

Q:ウォーターサーバーを選ぶ際の、良し悪しの見極め方について

➡ 装置のメンテナンス、フィルター交換など定期的にやってもらえるか。水の品質や変化がないかなどがチェック項目にあげられます。
また、上置きボトルタイプは停電でも水を使えますが、内部貯蔵タイプはポンプに電気を使用するものが多いので、停電時には使用はできません(機械により内部貯蔵水を電気なしで使用できるのタイプもあります)。
フィルターの種類などは、個人の目的と好みで問題ないと思います。

Q:浄水器でおすすめがありましたら、教えて下さい

➡ 浄水器の定義は、家庭用品品質表示法に基づき「飲用に供する水を得るためのものであって、水道水から残留塩素を除去する機能を有するものに限る」とされています。
つまり、どの浄水器でも水道水の残留塩素を除去することはできるので、それ以外の能力については、利用する水の状態や個人の目的に応じて選んでください。
なお、浄水器に義務づけられている品質表示のうち、浄水能力の内容は下記のとおりです。
遊離残留塩素
濁り(水中浮遊微粒子等の濁りを発生させる物質)
揮発性有機化合物(トリハロメタンなど)
農薬
かび臭
重金属(溶解性鉛)

Q:水を煮沸した場合のトリハロメタンについて

➡ 水道水の消毒用塩素と水中のわずかな有機物が反応してできるトリハロメタンは、発がん性の可能性がある物質として1970年代に問題になりました。
トリハロメタンとは、クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルムの4種類とその合計量である総トリハロメタンを指します。
水道法による水質基準では、生涯にわたり連続して摂取しても健康に影響が生じない水準をもって、基準値が設定されています。

クロロホルムは、トリハロメタンのなかで最も存在比率が高く発がん性の可能性が指摘されていますが、摂取されると体内の酵素によって代謝され、ホスゲンを経て二酸化炭素となり呼気中に排出されます。

水道水に含まれるクロロホルムの量はごくわずかであり、さらに、代謝・排泄がとても速いので体内に蓄積されることはないと考えられています。


それでもトリハロメタンが気になる場合は、水道水を10分以上程度沸騰させ続けトリハロメタンを揮発させることにより除去することができます。
また、浄水器によって除去することも可能です。

Q:お風呂などの塩素対策

➡ 浴槽に0.5gのビタミンC粉末を入れると浴槽内の塩素はすべて中和されます。
なお、一番風呂に入った人により塩素は中和されるので、二番目以降に入るということでもいいかもしれません。

Q:プールやー温泉水などの銅への対策

➡ プールに殺菌のために入れる銅や温泉に含まれる銅は、飲用ではないのでそれほど神経質になる必要はないかと思います。
銅の経皮吸収率については資料が見つけられませんでしたが、気になる場合は、銅と拮抗する亜鉛を十分に摂取していると銅の吸収が抑えられます。

Q:ミネラルだけでは測れない「水」の力にはどんなことがあると思われますか?

➡ 水に含まれるミネラルは、水のごく一部です。
水の役割としては、血液やリンパ液として栄養素や老廃物の運搬と排出、汗や呼気から水を蒸発させることによる体温調整、生命維持にかかせない電解質が溶け込む体液の素となるなど、「水」そのものの役割がたくさんあります。

Q:水素水というのは、某メーカーの家庭用置き型浄水器でも、ちゃんと出来るものなのでしょうか。その水と一般的な浄水器の水どちらが本当は体にいいのでしょうか。

➡ 通常の水素水は電気分解で生成されます。水素溶存計測器か試薬のメチレンブルー(マグネシウム生成は不可)で水素が溶存しているかがわかります。
1気圧で0.3ppmから1.6ppmの範囲で水素が計測できます。水素は非常に小さいので、ペットボトルでは通り抜けてしまいます。保存はアルミ容器が最も水素が抜けにくいとされています。

Q:自宅の水道水は、浄水器無しでも飲めるのか?

➡ 水道水は、浄水場を出た時点では非常にきれいで日本が世界に誇る品質のものです。
しかし、その水を運ぶ水道管は問題が多いので、まずは一度検査をすることをお勧めします。
浄水場の品質が保持されていれば、水道水をそのまま飲むことはまったく体に問題ありません。

Q:水の過剰摂取の弊害があれば教えてください。

➡ 水はほとんどの人で十分に補給されていないという統計があります。
そこで厚生労働省では「健康のために水を飲もう!」という運動を行っています。
しかし、一度に大量の水分(約1.5L以上)を摂取すると、血液中のナトリウム濃度が低下し「低ナトリウム血症」という状態になることがあります。
低ナトリウム血症は、めまいや頭痛、下痢、多尿などの症状が現れ、悪化すると死に至る場合もあります。


水中毒を予防するためには、水分を補給するときに塩分などの電解質を一緒に摂りましょう。
近年では熱中症予防がさまざまなところで推進され、水分を補給するときには電解質のミネラルを一緒に摂取する大切さも広く知られるようになってきました。


なお、スポーツドリンクは日常の水分・電解質補給には十分ですが、熱中症や、発熱や下痢、嘔吐などが原因による脱水状態、高齢者の水分補給、大量の発汗などには電解質濃度が高い経口補水液での水分補給が望ましいといわれています。

Q:ペットボトルの水の選び方について教えてください。

➡ ペットボトルの水=市販のミネラルウォーターは、品質表示のガイドラインにより4つの品名に分類されています。

ナチュラルウォーター
ナチュラルウォーターは、特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないもの。
特定の水源とは、水質・水量において安定した地下水の供給が可能な単独水源のことをいいます。
ナチュラルミネラルウォーター
ナチュラルミネラルウォーターは、ナチュラルウォーターのうち、地中のミネラル成分が溶け込んでいるもの。
ミネラルウォーター
ミネラルウォーターは、ナチュラルミネラルウォーターを原水として、品質を安定させる目的などのために人工的なミネラルの調整、ばっ気(空気を水に混入させること)、複数の水源から採水したナチュラルミネラルウォーターの混合等が行われたもの。
ボトルドウォーター
ボトルドウォーターは、上記の3種類以外で飲むことができる水の総称です。東京都の水道をペットボトルに入れて販売している「東京水」は、中身は水道水ですがボトルドウォーターとして取り扱われます。

ちなみに、ら・べるびぃ予防医学研究所で水道水と市販のミネラルウォーターを検査したところ、水に含まれるミネラルの量は水道水の方が多いという結果が出ています。

したがって、一概にこれがいいということはなく、個人の目的やお好みで選んでください。

Q:炭酸水は体に良いのか?

 炭酸水を飲んだ場合の効果について下記のようなことがいわれているようです。

・血流が良くなり、血圧が下がる(ダイエット効果もある)

炭酸水を飲むと血液に炭酸が入り血中二酸化炭素濃度が高まる。すると酸欠になった状態を回復しようと体は血流を増やし、血管を拡張させる。結果的にエネルギー消費が増え=痩せて、血圧が下がる、という論理のようです。
➡ 論文を探してみましたが、そのような論文は見つけられませんでした。
ネットでは、この効果があちこちで取り上げられていましたが、その出処となる研究について出典を明記してある記事も見つけられませんでした。
したがって、この効果については広く語られていますが、明確なエビデンスがないため分かりません。

・疲労回復

炭酸水素イオンが、疲労物質である乳酸の水素イオンを取り込み、結果的に乳酸を減少させる、という論理のようです。

➡ かつては、乳酸は疲労物質として知られていましたが、今ではそれは間違っていることが分かっています。
つまり、そもそもの前提が違うのでこの効果については懐疑的です。

・整腸効果

➡ 炭酸ガスが腸を刺激し蠕動運動を促進するといわれています。
また、海外ではお腹を壊したときに炭酸の入った飲み物でケアする国も多くあるようです。

・炭酸水は骨や歯を溶かす
➡ 骨や歯を形成するカルシウムは酸に溶けやすい性質がありますが、飲みことで炭酸水が骨に直接触れることはなく、歯については、唾液で酸が中和されるためほどんど影響はないと考えれています。

https://www.healthline.com/nutrition/carbonated-water-good-or-bad#bone-health

まとめると、炭酸水は、水分補給のほかに、シュワっとはじける爽やかな飲み口が楽しめ、整腸効果も期待できる飲料といえそうです。(ここでの炭酸水は無糖のものを想定しています)

Q:エプソムソルトは風呂釜を傷めるのか?

➡ こちらについては、風呂釜のメーカーなどにお問い合わせいただくほうが確実な回答を得られると思いますので回答を控えます。

Q:水質検査では、その水のミネラル状況もわかりますでしょうか?除去できた有害物質がわかる感じの検査なのでしょうか?

➡ 水質検査を、ら・べるびぃ予防医学研究所のおうち水ミネラル検査×2(ダブル)とすると、
おうち水ミネラル検査×2(ダブル)では、2種類の水を測定します。
したがって、検査結果を比較することで除去された物質が推定できます。


おうち水ミネラル検査×2(ダブル)では、2種類の水が検査できます。

例えば水道水と浄水器、ミネラルウォーターと井戸水など、お好きな水を2種類を検査することで普段使っている水にどの程度ミネラルや有害金属が入っているのかを比較することができます。

毎日、何気なく飲んでいる水。
同じ水でも含まれているミネラルには差があること、知ってますか?
水道水には市販のミネラルウォーターに劣らないミネラルが含まれています。

一方、鉛やカドミウム、ヒ素などの有害金属は、水を沸騰させても、氷らせても、含まれている量は減りません。
毎日使う水に何が含まれているのか、検査してみませんか?

もっとも身近な水について44ページにまとめた水ハンドブックをプレゼントしています。


2021年10月1日、関東に接近した台風16号の影響で、東京も大雨となりました。

そのときの雨を集めて測定してみました。

道路の端で雨水を集めました。

ビーカーを会社の窓際に置き窓を開けて雨水を集めていたのですが、吹き込んだ雨で建物の中がびしょ濡れになってしまい怒られてしまいました。

そこで、風で飛ばされないように賞味期限の切れた備蓄用のビスコを重しにし、道路の端に置いて雨水を集めました。

あっという間にこれくらい溜まったので測定します。

2回測定し、それぞれpHは6.08と6.03でした。ほぼ同じです。

水道水のpHの平均値は7.4なので、やや酸性です。

硬度は1.0。超軟水です。

水は、地上に落ち、岩盤や土壌のミネラルを取り込むので、雨水がカルシウム、マグネシウムをほとんど含まない超軟水なのは納得です。

参考に、上部で記載した水道水と市販のミネラルウォーターの硬度表をもう一度載せておきます。

2020年12月15日のオンライン座談会に寄せられた質問にお答えします。

「毛髪ミネラル検査についてお話します」も3回目を数えました。

初めて毛髪ミネラル検査を受けた方、これから受けようとしている方向けにお話しています。

ご出席者の中には博学な方もいらっしゃり、次回はもう少しマニアックな内容でお願いしますとのご要望もありました。

マニアックな座談会も別途開催できればと思っていますので、そちらもお楽しみに!

それでは、12月15日のオンライン座談会「毛髪ミネラル検査についてお話します」に寄せられたご質問にお答えします。

〇Q&A

(ブログ掲載にあたり、一部内容を加筆修正しています)

・ミネラルの数値が高値の方などは病院で検査してもらった方がいいですか?

➡検査結果表のグラフが高値注意を振り切ってしまうような高値の場合は、キレーション療法などを実施している病院やクリニックの受診をお勧めします。

グラフの範囲内で高値の場合は、まず食生活をはじめ生活習慣、生活環境を見直し、解毒(デトックス)を促す栄養素を十分に補給します。
その際、必須ミネラルも有害金属と同時に排泄されてしまうので、いつもより必須ミネラルの摂取にも気を配ってください。

6か月後に再検査し、デトックスの効果を確認してください。

・爪の白い部分が小さいということは、ミネラル不足と関係ありますか?

➡爪の白い部分は「爪半月」と呼ばれています。

爪は、爪母で作られたばかりのときは水分を多く含み不透明で白くなっています。
つまり、爪の赤ちゃんのような状態です。
これが爪半月の部分です。

それが指先に押し出されるに従い、水分が少なくなり透明になってきます。

爪半月が大きいということは、爪が伸びるのが早いということになります。
このスピードは、指に流れる血液量に影響を受け、多いと成長が早くなり、少ないと遅くなります。

一般的にこのスピードはほとんどの場合、遺伝により決まっているそうです。
ちなみに代謝速度に比例するので、加齢とともに爪半月も小さくなっていきます。

爪半月と健康についての医学的根拠はありません。以前まで爪半月が見えていたのに急に見えなくなった、などの場合は何らかの代謝が抑制されている可能性があります。そこにミネラルがかかわっている可能性はあるかと思いますが、詳しいことは不明です。

・亜鉛の取りすぎで銅不足になるということですが、銅鍋の使用などによる銅の取りすぎでは、逆に亜鉛不足になりますか。

➡銅鍋でどれほど銅が漏出するかは不明ですが、銅が大量に漏出していた場合は可能性としてあり得ると思います。

・どのくらいの間隔で検査すればいいですか?

➡毛髪ミネラル検査に限らず、検査は継続して受けると、より今の状態を把握できます。

今の検査結果が上昇傾向中の中の一点なのか、それとも下降傾向なのかを把握することが大切です。
検査結果に基づき生活を改善すると、約3ヶ月間は検査結果の有害金属値が上昇する傾向になります(個人差があります)。
これは、体内に溜まっていた有害金属が排泄されるようになったためです。

そこで、生活改善の結果を早く知りたいという方は3か月、デトックスされて有害金属値が下がった結果を期待するのでしたら6か月を目安に再検査をお勧めします。
特に生活状況に変化がない場合は、ご自分のカラダの現状を認識しておくために1年に1度の検査をお勧めします。

・リチウムの検査値がが異常に高かった友人がいたのですが、考えられる原因は何ですか?
➡薬または汚染された水や土壌の影響があるかと思われます。

メールでもご質問を受け付けています。

お気軽にご連絡ください。

 

2020年12月8日のオンライン座談会に寄せられた質問にお答えします。

12月8日のオンライン座談会「毛髪ミネラル検査についてお話します」に寄せられたご質問にお答えします。

前回、ホワイトボードの字が見づらいというご指摘をいただき、今回から黒板を使用しています。
黒板の方が光が反射しないため字が読みやすくなったようです。

それでは、Q&Aです!

〇いただいたご質問

(ブログ掲載にあたり、一部内容を加筆修正しています)

・検査に使う髪は、どのくらいの量が必要ですか?どのあたりの髪をとればいいですか?

➡なるべく根元から3cmを切ってください。
根元から3cmが、およそ現在から3ヶ月間の毛髪になり、検査結果も直近の3か月を反映したものとなります。

量は0.1g必要です。 持った時の感触だとつまようじ3本分程度、本数でいうと5,60本になります。
検体袋に目安の枠線が記載されています。そちらも参考にしてください。

採取する場所ですが、後頭部の髪をめくったあたりが外的影響も少なく、切った跡が目立たないのでおススメしています。

・毛髪ミネラル検査は、定期的に受けたほうがいいのですか?

➡1回だけの検査では、十分とは言えません。
なぜなら、その検査値が以前より上昇傾向にあるのか?それとも下降傾向なのかを見ることが大切だからです。

検査結果に基づき生活を改善すると、約3ヶ月間は検査結果の有害金属値が上昇する傾向になります(個人差があります)。
これは、体内に溜まっていた有害金属が排泄されるようになったためです。
そこで、生活改善の結果を早く知りたいという方は3か月、デトックスされて有害金属値が下がった結果を期待するのでしたら6か月を目安に再検査をお勧めします。
特に生活状況に変化がない場合は、ご自分のカラダの現状を認識しておくために1年に1度の検査をお勧めします。

・毛髪ミネラル検査の基準値ってどうやって決めているのですか?見直すことはあるのですか?

➡日本人4000人分のサンプルを用い統計データをとり、標準偏差という分布から基準値を決めています。
どこの検査会社でも基準値はこの方法で作られています。

基準値は、2年に一度、改訂すべきか社内で見直します。今年は検査のリニューアルもあり基準値を変更いたしました。

・ナトリウムが要注意で高値ですが血圧は高くないです。どちらかというと低血圧です。排出しているということですか?

➡ナトリウムの場合、塩分の摂りすぎよりもストレスが要因で検査数値が変化する傾向があります。
ストレスが大きいと体内でナトリウムを保持しようとします。
その結果として毛髪中のナトリウムが高くなることは考えられます。

 

・毛髪ミネラル検査と血液検査の分かることは違いますか?

➡血液中のミネラルは即時的な情報を得るため、毛髪は長期的(約3か月間の平均値)な情報を得るため検査です。

血液検査は電解質以外のミネラルは通常測定しません。
血液中の電解質の濃度は生命維持の重要な役割があるため、常に一定の濃度を保つような機能があります。
この恒常性(ホメオスタシス)と言われる機能があるため、血液中の電解質(ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム)の値は一定です。逆に言えば、これが一定ではない場合は治療が必要な状態なので、血液検査で電解質を測定しているのです。

・カドミウムが振り切る勢いで、マンガンとバナジウムが要注意ですが、自己分析でサプリで解毒は危ないでしょうか?亜鉛値は普通です。カドミウムは高値注意で高いです。

➡亜鉛とカドミウムがどちらも高値の場合、カドミウムを排泄している可能性があります。亜鉛が標準値だということだと、カドミウムを含む何かを日常的に摂取しているまたは、亜鉛が足りていない可能性があります。

・「糖尿病」の非常識」という本の中で、クロムなどのミネラルの不足により糖尿病が発症するので、クロムの摂取によって糖尿病は治るということが述べられていますが、どう思われますか?

➡アメリカの医学雑誌で糖尿病患者では足の爪のクロム値が低かったという報告がありました。
また、クロム摂取により耐糖能が改善したとの報告もあります。
そのためクロム欠乏に起因するのであれば、クロムの摂取により改善することが考えられますが、まだ明らかにはなっていません。今後の研究が待たれるところです。

次回も同じテーマ「毛髪ミネラル検査についてお話します」で開催します。

事前のご質問も受け付けていますのでお気軽にメールでお送りください。