健康管理は”待ったなし”

今夏場所で茨城県出身横綱の稀勢の里関の三連覇に注目が集まっています。
相撲人気に”水を差す”つもりは毛頭ありません。むしろ国技の発展を願って敢えて相撲取りの健康問題を取り上げます。(敬称略)

相撲取りは極めて夭逝です。昨年すい臓がんで亡くなった千代の富士(61)は記憶に新しい。今年も時天空が37歳の若さで血液がんで早世した。
そこで戦後の横綱と大関で鬼籍年齢を調べた結果が以下の通り。

■横綱経験者(13名、享年)
千代の富士(61) 北の湖(62) 隆の里(59)琴桜(67)玉の海(27)大鵬(73)柏戸(58)朝潮(58)初代若乃花(82) 栃錦(43)吉葉山(57)鏡里(80) 双葉山(56)

■大関経験者(11名、享年)
魁傑(66) 北天佑(45)初代貴ノ花(55)大麒麟(68)栃光(43)北葉山(75)若羽黒(34)琴ヶ浜(53) 松登(61) 大内山(59)三根山(67)

戦後の横綱経験者13名の平均寿命は60.2歳、同大関経験者11名の平均寿命は56.5歳。
相撲取りは入門時の平均80kgの新弟子が数年で倍近くの体重になっていく宿命です。炭水化物等のカロリー過多の食事を長年とった結果、コレステロール値400、尿酸値10、BMI50などの数値が当たり前。
今後の国技の発展のためにも相撲取りの健康管理は”待ったなし”です。
相撲協会の真剣な”取り組み”に期待しています。

がん予防の第一は禁煙と受動喫煙の予防

がん予防の第一は禁煙と受動喫煙の予防。
タバコの原産地は南米アンデス山脈地方。タバコはそもそも昆虫や小動物から葉っぱを守るために猛毒のニコチンで武装した。
日本ではニコチンは「毒物及び劇物取締法」によって規制される。ニコチンは青酸カリ以上の猛毒で成人でタバコ2-3本、乳幼児で1本以下で致死量に達する。
がんを誘因するのは当たり前。
がん予防を叫ぶ厚労省に対し財務省が33%のJT株を保有して天下りするのは矛盾する?
がんの薬のオプチーボが年間3000万。一部高額医療費でカバーされる。
マッチポンプで国民は窮乏。
この際、がん製造毒物のタバコ1箱420円を10倍の4200円以上は妥当でしょう。

ゴーヤ

待ちに待ったゴーヤの季節です。

勿論、好物はゴーヤチャプル。
あの苦味が最高。その上ゴーヤでガン予防ができるとは! その苦味で害虫や鳥から身を守る。植物の不思議。

「植物はなぜ薬を作るのか」(斉藤和季著、文春新書)は実に面白い!

(c) .foto project

【癌予防・治療】ゴーヤは本当に前立腺癌がんに効くのか? 出典元の英語論文をガチで読み込んでみた。ゴーヤ研究所

written by 筒井豊春

 

有害金属と歯科治療

東京ビックサイトで開催された分子栄養学の宮澤賢史先生のセミナーを拝聴しました。

一昔前まで歯の詰め物“アマルガム”には水銀が入っていました。
それが体調不良の原因だとわかったので歯科医で外したところ、余計に具合が悪くなったという話がありました。
実は、アマルガムを外すときこそが一番危険だそうです。
無防備に機械で削って外す治療では、摩擦で蒸発しガスになった水銀を吸収してしまうのです。
そのため、歯科医は防毒マスクをし、患者は口だけあいているラバーカバーで顔全体を覆うべきなのだそうです。
バキュームでアマルガムを吸引しているから大丈夫という歯科医はいささか疑問です。
バキュームだけでは気化した水銀をすべて吸い取ることは不可能だからです。

歯医者

 

 

 

 

 

 

 

マグロは水銀を多く含んでいることで有名ですが、アマルガムの詰め物をしている人は日々マグロの刺身を1皿食べていると同じ量の水銀を摂取していることになります。
アマルガムが2本の歯に詰められていたら2皿分です。
徐々に溶けて体内に吸収されるのです。
結果として、精神的に病んだり、鬱になったり、難病まで引き起こす原因となりうることを知りました。

余談ですが、歯の根幹を治療しても菌が常在し、悪さをする例がありました。
その方は、リウマチを患っていたのですが怪しい歯を抜歯したら見事に完治したそうです。
さらに、その歯を動物実験でウサギに移植したところ、ウサギはリウマチになったそうです。

朝、コップ一杯の水を飲むことは健康法としてオススメしますが、必ず歯を磨いてからにしてください。
一晩中増殖した口の中の菌を丸ごと飲むことになるからです。

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by yone

現代人はミネラル不足

●現代人はミネラル不足
厚生労働省の国民栄養調査結果によると、日本人は男性、女性ともに必要なミネラルが摂れていません。現代の日本人のミネラル摂取量は年々減少しているのです。h1
なぜなのでしょうか?
●野菜からミネラルが減っている!
これは、野菜に含まれるミネラル量の変化をグラフにしたものです。h2
50年前に比べ野菜に含まれるミネラルが減少しているのがわかります。
たとえば、鉄が多く含まれる代表のほうれん草では、鉄の量は約半分にまで減っています。

なぜなのでしょうか?

 

●土から失われるミネラル
h3
私たちは、生きていくために必要なミネラルを野菜などの食物から摂ります。

でも、過去100年で農地のミネラルはこんなに減っているのです。
減少量が最も少ないオーストラリアでも半分以下、北米大陸では実に85%のミネラルが土から失われてしまったのです。

これは、化学農業の発達に伴いリン・窒素・カリウムのみが入った化学肥料が多用され土壌からその他のミネラルが失われたこと、さらに、下水が発達し、排せつ物が肥料として使われなくなり、2000年以上続いてきた農地へのミネラルの循環が失われたためです。

ミネラルを失った土で育った野菜は、当然ミネラルの量も少なくなります。

こうして、野菜をたくさん食べても十分なミネラル量の摂取が難しくなってしまったのです。

ミネラルは人間が生きていくために欠かせない大切な栄養素です。
ミネラルが豊富な土地で育てられた野菜や果物を食べる、サプリメントを上手に取り入れるなどミネラルをしっかり補給していきましょう。

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written by perry

風邪の季節になってきました。

・風邪を治すための栄養素は、なんといってもビタミンCです。
ウイルスへの抵抗力を高め、気道粘膜の修復を図ることが有名です。
レモン1個で70mgのビタミンCを考えれば、サプリ1gで1000mgのほうに軍配が上がります。
ビタミンCは水溶性なので、すぐに体外に排出されてしまいます。
少しずつ、だらだらと摂取するのがコツですね。・たんぱく質
傷ついた細胞の修復や抗体をつくるために必要です。
そして亜鉛、鉄、ビタミンDの摂取が有効らしいです。
抗体がウイルスを駆逐するために免疫グロブリンが必要で、これに必要なのが亜鉛とビタミンAということです。
亜鉛はどうやって摂るかというと、牡蠣の燻製油漬けなど缶詰がいいそうです。1缶45gで11mgも亜鉛が入っています。
次にカシューナッツとアーモンド50gあたり2.2mgは含有しています。
ちなみにビール酵母は亜鉛で有名ですが、30錠で0.43mgしか入っていません。やはり天然食材には歯が立たないのかも。

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・風邪を引きそうな時のメニューは、
ズバリ、「おでん」がオススメ。これは、魚の持つたんぱく質をそのまま取れますし、体が温まる利点もあります。

その他オススメ食材は、枝豆、無調整豆乳、納豆、おぼろ豆腐、みかんゼリー、温泉卵、鶏ささみが良いらしいです。

風邪にかからないためには、うがい、手洗い、鼻うがいが基本ですよ。

by yone

遺伝子組み換え食品って?

農作物の遺伝子組み換えには、3つの理由があります。
1.生産性の向上:たくさん収穫できるようにする、病気、ウイルスに強い
2.味を変える:甘みを増すとか乾燥に強い
3.害虫防除:昆虫が喰わない作物にする、農薬に強い
特に3.の遺伝子組み換えは大豆、トウモロコシ、綿に多く、Btタンパク質が含まれています。(Btタンパク質:バチルス・チューリンゲンシス)
Btタンパク質とは土中にある微生物で、虫が食べると消化器官を破壊して死んでしまうため、虫が学習して喰いつかないのです。
特にチョウや蛾系統の鱗翅目(りんしもく)、カミキリムシ、オサムシなどの身体が硬い虫、甲虫類の鞘翅目(しょうしもく)に効果があります。カブトムシも
鞘翅目に入ります。
どうして昆虫が死ぬかというと、昆虫の消化器官がアルカリ性のため、Btタンパク質が活性化して、昆虫の消化器官と受容体と結合して消化器官を破壊するためです。20150820corn
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人間および哺乳類は、昆虫と違って胃の中は酸性ですからアルカリ性のBtタンパク質は中和されて分解されてしまいます。

人間には全く影響がないとされていますが、遺伝子組み換え食品だけ与えたラットはガンができてしまう実験結果も
見受けられますし、数十年先にどんな影響があるかわからないと心配するオピニオンもあります。
しかし、厚生労働省が遺伝子組み換えについては、輸入農作物も抜き打ちで検査するなど
し、合格したモノだけが流通しているので、とりあえずは安全かもしれませんね。

written by yone

ビタミンCハンドブックができました!

ら・べるびぃ予防医学研究所がビタミンCの本を作りました。

その名も『ビタミンCハンドブック』!

handbook

 

 

 

 

 

 

 

ビタミンCって美白とか美肌以外にも、いろいろな働きがあるってご存知でしたか?
私は知りませんでした(汗)。

そんな知っているようで知らないビタミンCについて書かれた誰にでもわかるビタミンCの入門書です。
監修には、日本のビタミンC研究の第一人者である村田晃(佐賀大学名誉教授)先生をお願いしました。

目次を一部ご紹介すると…

ビタミンとしてのビタミンC
食物から摂るのが基本だが
一石四十鳥!― 多様な働きと作用
健康の維持・増進・保健にぴったり
身体の中でどうなるか
カゼに強くなる
生活習慣病を予防する
がんを防ぐ
心臓病・脳卒中を防ぐ
こんな病気を防ぐ
若さと美しさを保つ
どれくらい摂れば良いか
こんな人はもっと摂ろう
安全性は?副作用は?
ビタミンCの摂りかた
ビタミンCの結晶を活用しよう
付録:ビタミン発見者・研究・医療先駆者リスト

ビタミンCの「知らなかった!」って話がギュ!と詰まっています。

そして、ら・べるびぃ予防医学研究所にキャラクターができました!

その名も『べるびぃ博士』です!

ジャジャーン!

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そして、ビタミンCキャラクターのビタチビ君
ジャジャジャーン!

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読んでみたいな~と思った方、こちらで絶賛発売中です。

http://www.lbv.jp/book/handbook/vitaminc.html

メールかお電話でのご注文も承ります。

E-mail: info@lbv.co.jp
フリーダイヤル 0120-117-424

長生きに効く食材 その1.ココナッツオイル

プリント

ココナッツオイルには中鎖脂肪酸が多く含まれています。

脂肪酸には短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸があります。
中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸の約4倍の速さで超吸収され、中性脂肪になりにくい特徴があります。
その後、肝臓で分解され脳、神経細胞のケトン体というエネルギー源になります。
だからアルツハイマーなどの痴呆症に有効なのです。また、動脈硬化症などの生活習慣病を予防するのに役立ちます。

長鎖脂肪酸は筋肉、肝臓、脂肪組織に貯蔵され、必要におおじて分解されエネルギーとなります。
悪玉コレステロールが動脈硬化を促進させることがわかっています。善玉コレステロールを増やさなくてはいけないので、
良質なDHA、EPA、αーリノレン酸、シソ油、アマニ油、エゴマ油などのオメガ3の油を積極的に摂取する必要があります。

次に7色の「レインボーフーズ」でバランスよく栄養素を取り入れることをお教えします。
老化防止に色とりどりの食材を合わせて意識して食べましょう

赤:イチゴ、トウガラシ、トマト、リンゴ
黄:かぼちゃ、バナナ、卵の黄身、パウリカ、トウモロコシ
白:モヤシ、大根、鶏肉、レンコン、えのきだけ
茶:ごぼう、シイタケ、アーモンド、豚肉、牛肉
紫:レッドキャベツ、赤玉ねぎ、小豆、ナス、サツマイモ
緑:枝豆、ズッキーニ、ブロッコリー、キャベツ、キュウリ
黒:プルーン、きくらげ、モズク、黒ゴマ、わかめ

by yone

ピンピンコロリ(充実した長寿を)

織田信長が出陣の時好んで舞ったという幸若舞の謡曲の一節に
「人間(じんかん)五十年、下天(げてん)の内をくらぶれば、夢幻(ゆめまぼろし)のごとくなり。
一度(ひとたび)生(しょう)を得て、滅せぬ者のあるべきか。」

というものがあります。
人間の寿命はわずか五十年である。
下天(人間界)の命の長さに比べれば夢、幻のようにはかない。
一度生を受けたら死なない者はいないのだから。
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当時の平均寿命はわずか50年、一度(ひとたび)生(しょう)を得て滅せぬ者はないからこそ、昔は長生きを祝う習慣がありましたが、現在はほとんどの人が80歳以上生きる時代になりました。まさに食物の充実、環境の変化、医学の進歩に他なりません。

健康でいられる歳、いわゆる健康寿命は男性70歳、女性73歳でこの歳以後、亡くなるまでは何らかの病気や認知症などの病気と闘うのが現実です。
つまり10年以上は死ぬまで何らかの病気で薬を飲む生活を続けることになります。
レンタルベット業者さんに聞いたのですが、概ね6か月でベットが戻ってくるそうです。寝付いたら半年で終わりということかもしれません。

今後は、アンチエイジング(老化抑制)、ヘルシーエイジング(健やかに老いる)、そしてアクティブエイジング(前向きに老いる)をめざして、生涯現役
でピンピンコロリが理想ではないでしょうか。

そのためには、薬にたよらないカラダづくりをしていかなければなりません。
多品種の食べ物を少しづつ、腹7分目、野菜から食べる。水をたくさん飲む。体温をあげるように無理のない運動によって代謝による体温をあげることが
お医者様にかからないコツでもあります。
そして、簡単なことはビタミンCをコマメに常に補給することもポイントの一つだと思います。

さぁ、ピンピンコロリ!充実した長寿を目指していきましょう。

by yone