がんとビタミンC
がんとビタミンC
(B102)
ライナス・ポーリング博士、エヴァン・キャメロン医師共著 村田晃訳
共立出版 2015年6月重版出版(ら・べるびぃ予防医学研究所と村田晃顧問の要請で実現)
原文初版は1979年発行、2版1992年発行。
20世紀を代表する化学者ポーリング博士と英国人医師キャメロン博士が共著したビタミンCメガドーズによるがん治療の名著、高濃度ビタミンC点滴療法ががん治療に応用される契機となった実用書、がん治療に従事する医師・看護師及びがん治療患者様の必読書。
ポーリング博士は、1970年代に既に福岡でがん治療にビタミンC点滴治療を実践していた鳥飼病院の副病院長の森重福美医師(現在千葉県大網在住)を知り、ライナス・ポーリング研究所(LPI)でビタミンC療法の共同研究を持ちかけた。
しかし、森重副病院長は実兄の病院長が病院経営を行い、本人は治療責任者であったため福岡を離れることができなかった。
ポーリング博士は、森重医師の招聘を諦めスコットランドで高濃度ビタミンC点滴治療を実践していたキャメロン博士をLPIへ招聘する。事情が許せば博士と日本人医師との共著になっていた名著である。