経済的で賢いエコノミック・スマート
廉価なコストに高精度な技術
カンファ水の安定生成と安全にご使用頂くための
制御とセキュリティは産業用機種と同等レベル。
小流量でも濃度及びｐＨのバランスを安定させる
新たな混合方式を採用。
多くのお客様の”要望”と”期待”を
産業用機種における長さに渡る経験を基に実現。
長年の経験と培った技術が生み出した小規模衛生管理の決定版
～細菌・ウイルスの変異強毒化と感染問題により、厳しい衛生管理レベルが求められる時代に誕生した救世主～
従来のカンファミキシノーヴァ（AP型・GH型）は食品工場を始めとする、カンファ水を大量に使用する施設をターゲットとした機種のみでした。
様々な施設で高い衛生管理レベルを実現するために誕生した小型新機種。
◆強力な殺菌・消臭効果。安心して使える安全性も兼ね備えた衛生水。それがカンファ水。
殺菌に用いられる薬剤は一般的に【アルコール製剤】が主流となっております。
しかし、近年アルコール製剤に耐性を持つ細菌・ウィルスが増えてきており、アルコール製剤の有効性が薄れてきています。これにより近年の殺菌は【次亜塩素酸ナトリウム】が推奨されるようになってきました。しかし次亜塩素酸ナトリウムには”脱色”・”金属腐食”・”変質”などの実用上の問題があります。
近年の殺菌剤の主流になりつつある次亜塩素酸ナトリウムの【効果を上げ、欠点を無くした理想の殺菌剤】がカンファ水です。
◆カンファ水の効果と安全性の理由 ～ポイントはpH値～
効果の理由
カンファ水、次亜塩素酸ナトリウムは【次亜塩素酸】によって、"殺菌""消臭"効果を発揮します。「次亜塩素酸」はpH値（酸性～中性～アルカリ性）によって状態が変化します。「次亜塩素酸」はpH値が低くなるほど【分子】の状態となり、pHの値が高くなるほど【イオン】の状態になります。
【分子】は【イオン】に比べ８０倍反応速度に優れています。
カンファ水は次亜塩素酸【分子】の存在率が９０％以上のpH領域(5.5～6.5)で生成しているので【迅速かつ強力な殺菌消臭効果】があるのです。
安全性の理由
【次亜塩素酸】は反応後は速やかに消失します。【反応速度が速い】と言うのは【使用後の残留性がなく安全性が高い】と言えます。カンファ水は反応速度に優れている次亜塩素酸【分子】の存在率がほとんどであることから安全性が高いのです。
◆カンファ水の生成技術 ～理論はあったが形に出来なかった奇跡の水の誕生～
次亜塩素酸ナトリウムに酸性剤を加え、pHを下げることで次亜塩素酸ナトリウムの【効力を上げ】【欠点・懸念点が減る】ということは理論上１００年以上前から解明されていることです。しかし、次亜塩素酸ナトリウムに酸性剤を加えることは化学反応により、有害ガスが発生する本来非常に危険な行為であることから「混ぜれば優れた水が出来る」という理論はあっても、それを実現することは技術的に困難なことでした。
ハセッパー技研は、この困難な組合せを新技術の混合制御法により問題を解消し、カンファ水を誕生させました。
※漂白剤やカビ除去剤を始めとする次亜塩素酸ナトリウムを含んでいる薬剤には必ず【まぜるな危険】の注意喚起が記載されている理由
◆カンファ水の強力な殺菌効果
カンファ水は同濃度及び高濃度の次亜塩素酸ナトリウムに比べ、短時間で強力な殺菌効果を発揮したことが確認されています。
◆カンファミキシノーヴァ - 導入事例 -
枝肉の殺菌
内臓（レバー）の殺菌
食鳥の殺菌
カンファ水使用のメリット
●カンファ水で殺菌することで菌数が大幅に減少した。肉への品質に影響（変色等）も無く殺菌出来る。
●肉その物への殺菌のみならず、ナイフ等の肉に接触する器具の殺菌も行う事で、全体的な衛生管理に使用出来る。
●カンファ水を使用することで二次的効果で床面のヌメリや加工場内の臭気が大幅に軽減する。
●大量にカンファ水を使用しても浄化槽の微生物には一切影響を与えない。
専用洗浄機を用いた殺菌例
加工器具の殺菌例
浸漬殺菌例
果物殺菌例ー１（イチゴ殺菌例）
専用洗浄機を用いた殺菌例
専用洗浄機を用いた殺菌例
カンファ水使用のメリット
●従来薬剤に比べ短時間で菌数を減少出来る。
●従来薬剤の場合、殺菌処理後に薬剤の残留を除去する為に大量の水で時間を掛けて洗浄する必要があったが、カンファ水は使用後の残留が軽微なので、殺菌後の洗浄は少量の水で軽く濯ぐ程度でＯＫ。
カンファ水使用することで殺菌効果ＵＰ、大幅な時間と水量の軽減を実現します。
●大量にカンファ水を使用し、特別な排水処理をしなくても浄化槽の微生物に影響を与えない
カンファ水使用例-1
カンファ水使用例-2
カンファ水使用例-3
カンファ水使用例-4
◆Economic Smart(エコノミックスマート) 正面
◆Economic Smart(エコノミックスマート) 背面
◆ＱＢテナー装着仕様
（次亜１０ｋｇ／酸性剤５ｋｇ）
◆ボトル装着仕様
（次亜４ｋｇ／酸性剤２ｋｇ）
※上記写真は設置イメージです。架台はオプションになります。
※参考：上記架台の寸法はW450×D450×H900(mm)
| 定格 | AC１００V（５０／６０Hz） |
|---|---|
| 消費電力 | ５０W（稼働時） |
| 本体寸法 | W２３０×D４２０×H５６０（ｍｍ） |
| 重量 | 約１６ｋｇ（乾燥時） |
| 生成量 | １８０～６００リットル／時（３～１０リットル／分） |
| 薬液 | 専用容器装着方式（ボトル又はＱＢテナー） |
| 生成濃度 | ５０／１００／２００（ｐｐｍ） 微調整（濃度補正）機能付 |
| ｐＨ設定 | ｐＨ６．５（±０．３）自動調整 ※その他基準設定可 微調整（ｐＨ補正）機能付 |
| 機能 | 安全機能：ｐＨ監視、流量検知 |
| 接続 | 給水・吐水：Ｒｃ１／２又はＶＰ１３Ａ |
