毛髪ミネラル検査

毛髪ミネラル検査29元素にプラス5元素
34元素

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「ミネラル検査」は病気以前の
細胞レベルの変化をみる予防医学検査です。
ミネラルは体の中で作り出すことが出来ないので食品から摂取しなければなりません。
「ミネラル検査」はご自身のミネラルのバランスがわかるので食生活を改善するためにも
最適な検査といえます。

毛髪ミネラル検査34元素のポイント

Point

測定する元素が増えました。

測定する元素数が、今までの29元素から34元素に増えます。
マーカー部分の元素が追加されました。


必須ミネラルナトリウム,カリウム,マグネシウム,カルシウム,リン,セレン,クロム,モリブデン,マンガン,鉄,銅,亜鉛
有害金属カドミウム,水銀,鉛,ヒ素,アルミニウム,ベリリウム
準有害金属ストロンチウム,アンチモン,バリウム,スズ,ウラン
参考ミネラルバナジウム,コバルト,ニッケル,リチウム,ルビジウム
その他の金属ニオブ,パラジウム,ネオジム,タングステン,タリウム,プラチナ(白金)

元素周期表

H
水素
He
ヘリウム
Li
リチウム
Be
ベリリウム
B
ホウ素
C
炭素
N
臭素
O
酸素
F
フッ素
N
ネオン
Na
ナトリウム
Mg
マグネシウム
Al
アルミニウム
Si
ケイ素
P
リン
S
硫黄
Cl
塩素
Ar
アルゴン
K
カリウム
Ca
カルシウム
Sc
スカンジウム
Ti
チタン
V
バナジウム
Cr
クロム
Mn
マンガン
Fe
Co
コバルト
Ni
ニッケル
Cu
Zn
亜鉛
Ga
ガリウム
Ge
ゲルマニウム
As
ヒ素
Se
セレン
Br
臭素
Kr
クリプトン
Rb
ルビジウム
Sr
ストロンチウム
Y
イットリウム
Zr
ジルコニウム
Nb
ニオブ
Mo
モリブデン
Tc
テクネチウム
Ru
ルテニウム
Rh
ロジウム
Pd
パラジウム
Ag
Cd
カドミウム
In
インジウム
Sn
スズ
Sb
アンチモン
Te
テルル
I
ヨウ素
Xe
キセノン
Cs
セシウム
Ba
バリウム
ランタノイドHf
ハフニウム
Ta
タンタル
W
タングステン
Re
レニウム
Os
オスミウム
Ir
イリジウム
Pt
白金
Au
Hg
水銀
Tl
タリウム
Pb
Bi
ビスマス
Po
ポロニウム
At
アスタチン
Rn
ラドン
Fr
フランシウム
Ra
ラジウム
アクチノイドRf
ラザフォージウム
Db
ドブニウム
Sg
シーボーギウム
Bh
ボーリウム
Hs
ハッシウム
Mt
マイトネリウム
Ds
ダームスタチウム
Rg
レントゲニウム
Cn
コベルニシウム
Nh
ニホニウム
Fl
フレロビウム
Mc
モスコビウム
Lv
リバモリウム
Ts
テネシン
Og
オガネソン
ランタノイドLa
ランタン
Ce
セリウム
Pr
プラセオジム
Nd
ネオジム
Pm
プロメチウム
Sm
サマリウム
Eu
ユウロピウム
Gd
ガトリニウム
Tb
テルビウム
Dy
ジスプロシウム
Ho
ホルミウム
Er
エルビウム
Tm
ツリウム
Yb
イッテルビウム
Lu
ルテチウム
アクチノイドAc
アクチニウム
Th
トリウム
Pa
プロアクチニウム
U
ウラン
Np
ネプツニウム
Pu
プルトニウム
Am
アメリシウム
Cm
キュリウム
Bk
バークリウム
Cf
カリホルニウム
Es
アインスタイニウム
Fm
フェルミウム
Md
メンデレビウム
No
ノーベリウム
Lr
ローレンシウム

追加元素について

Be

ベリリウム

ベリリウムは軽量性と鉄の6倍の強度を併せ持っている。このため、他の合金やセラミックと組み合わせてジェット戦闘機、人工衛星、核兵器、コンピューター、家電、医療機器、さらにはゴルフクラブにまで使用されている。
体内に取り込まれたベリリウムは、ガンや、肺の機能を妨げる慢性ベリリウム症(CBD)を引き起こすおそれがある。 米国立労働安全衛生研究所は、ベリリウムとベリリウム化合物を職業性曝露による発ガンの可能性がある物質に分類している。

◆過剰蓄積による症状や病状

  • 急性ベリリウム症では、せき、呼吸困難、体重減少などの症状が突然現れます。 また、皮膚(発疹ができます)や眼(充血したり刺激を感じます)にも影響がみられます。
  • 慢性ベリリウム症(CBD)では、早い場合で3ヵ月後に発症するが、症状が出るまでに20年以上が経過することもある。ベリリウムの塵や蒸気が存在する場所で働く人は、事務職員や清掃員も含め、CBDにかかる危険性がある。
ベリリウム
ベリリウムは緑柱石などの鉱物から産出される。緑柱石は不純物に由来する色の違いによってアクアマリンやエメラルドなどと呼ばれ、宝石としても用いられる。常温常圧で安定した結晶構造は六方最密充填構造(HCP)である。単体は銀白色の金属で、空気中では表面に酸化被膜が生成され安定に存在できる。
Sn

スズ

スズは金属の中で、比較的やわらかいという特性があるため、割れないという特長を持っています。さらに、非常に特殊な素材で、空気中でも水中でも錆びません。
土壌中には2~3mg/kg含まれ、主な用途は電気/電子および一般産業のはんだ、合金、ブリキなどです。

◆摂取経路

  • スズの汚染経路としては呼吸による大気からの吸入と、食物を摂取することによる経口摂取が主であると考えられます。

◆毒性

  • スズは比較的安全性の高い金属とされ、有機スズ化合物以外毒性は強くないとされています。 有機スズ化合物は中枢神経障害、脳浮腫、四肢の脱力や全身の震えを引き起こす可能性があります。 特に有機スズ化合物の毒性はそれぞれの物性、溶解性、揮発性などにより大きく異なります。近年、有機スズ化合物は生物の生殖異常に影響を与える内分泌かく乱作用があることが報告されていますが、長期に渡るヒトへの作用についてはよくわかっていません。そのため、ある種の有機スズ化合物は製造、輸入、使用が規制されています。
スズ
錫石は精錬がしやすく、スズ自体も融点が低く加工が容易だったため、古代(銅にスズを混ぜることで硬い青銅器がつくられた青銅器時代)からスズが使用されてきた。
U

ウラン

ウランは代表的な自然放射性物質のひとつで、自然界では234U、235U、238Uの同位体があり、特に238Uはその存在比が99.28%とそのほとんどを占めています。ウランは土壌中に広く分布し、日本国内には238Uとして2~59Bq/kg(平均:29Bq/kg)含まれています。
また、地域により濃度幅は異なります。海水中には45億トンのウランが存在し、鉱物として利用可能なウランの約1000倍もあるといわれています。 原子力発電所で使用される燃料は、自然界に存在する235Uの濃度を2~5%程度に濃縮した低濃縮ウラン燃料が利用されています。

◆摂取経路

  • ウランの汚染経路としては呼吸による大気からの吸入と、飲料水及び食物による経口摂取が主であると考えられます。

◆毒性

  • ウランの毒性は化学形態及び吸入もしくは経口摂取かによって異なり、ウラン単体の毒性は砒素と同程度であるといわれています。消化管からの吸収はウラン化合物の種類により異なり、尿中に排出されます。

◆過剰蓄積による症状や病状

  • 低濃度のウランを含む井戸水を飲んだヒトに関する調査では、腎尿細管への影響が示唆されています。しかし、臨床的意義は明らかではありません。動物実験においては主に腎臓や肝臓に影響を与え、発生毒性(胎児への影響)も示されています。
ウラン
蛍光物質の研究をしていたベクレルは、実験用のウラン鉱石と一緒にしまっておいた写真乾板(光に反応するガラス板)が感光していることに気づきました。 ウランが自然に放射線を発生する能力、つまり「放射能」を持つことを発見したのです。
Li

リチウム

リチウムは銀白色の柔らかい金属で、アルカリ金属に属します。化学的性質はアルカリ土類金属のマグネシウムなどに似ているといわれ、最も軽い金属です。利用用途は、陶磁器の釉薬、花火、合金、原子炉の制御棒、ミサイルや飛行機の燃料、触媒及び電池(リチウム電池)などです。有機化学の分野では還元剤として、生化学の分野では核酸や脂肪酸代謝に関与する酵素の補因子として用いられています。

◆存在・排泄

  • 1949年にリチウムの抗躁作用が発見され、現在リチウムは主として躁病や双極性うつ病の治療薬として用いられています。 リチウムを投与した際に様々な影響が報告されており、リチウムの有効量が中毒量に非常に近いため、血液中のリチウム濃度を測定しながら投与を行う必要があるといわれています。 リチウムは、地殻中に広く分布し、海水にも含まれているので、食物から摂取されます。
    含有量が高い食品は小魚、貝類、海藻で日常的な食生活においてリチウムの欠乏などは認められないといわれています。 一方、高濃度の摂取ではリチウム中毒が発生する場合があるといわれています。 経口摂取されたリチウムの吸収及び排泄はナトリウムの場合と似ているといわれ、消化管から吸収されて主に尿中に排泄されると考えられています。 腎臓におけるリチウムの再吸収はナトリウムと競合するともいわれています。
リチウム採掘場
日本で使うリチウム原料の8割はチリから輸入しています。 南米チリにあるリチウム採掘場(塩湖)の地層下にたまる水には豊富な鉱物が含まれている。その一つがリチウム。チリでは塩湖の下にたまる水からリチウムを取り出します。
Rb

ルビジウム

ルビジウム(Rb)は生体および環境において注目されて来なかった。従ってその必須性は不明である。近年、以前には測定できなかった元素が測定可能となった。ルビジウムもそのような元素の一つである。
ルビジウム(Rb)は柔らかくて銀白色の反応性の大きい金属で、水や空気と激しく反応して火災の可能性があるため(融点(溶ける温度)は約39℃)、危険物質に分類されます。そのため、ルビジウムは空気中ではなく石油やパラフィン油などに入れて保管、輸送しなければなりません。
産出国は中国、カナダ、ナミビア、ザンビアである。アルカリ金属でセシウム(Cs)と類似している。

◆研究分野での利用(同位体地質学)

  • 天然に存在するルビジウムの約27.8%は放射能を持つルビジウム87です。ルビジウム87は時間の経過と共に、ストロンチウム87に変わります(壊変します)。
    壊変するペースは一定で、約490億年で半分のルビジウム87がストロンチウム87に変わります。これを利用したのがルビジウム・ストロンチウム年代法です。壊変するペースが遅いので、隕石や古い岩石の年代測定によく用いられています。
ロベルト・ブンゼンとグスタフ・キルヒホフ
1861年に、ドイツの化学者ロベルト・ブンゼンとグスタフ・キルヒホフが新しく開発されたフレーム分光法によってルビジウムを発見した。金属ルビジウムは容易に気化し、利用しやすいスペクトルの吸収域を有しているため、原子のレーザ操作のための標的としてしばしば用いられる。

検査の流れ <結果をweb上で確認できます>

※ら・べるびぃの無料オンラインサービス予医手帳.comへの登録が必要です。
お申込み
キット郵送
毛髪採取
質問票
ポスト投函
結果表

お申込み

パソコン、もしくはスマートフォンから、ご希望の検査をお申込みください。

検査キットが届きます。

検査キットの内訳は、「手順書」「毛髪の採取について」「検体袋」「返信用封筒」です。

毛髪の採取について

根元付近から約3cm、重さにして0.1gを採取してください。
毛髪の成長は1ヶ月に1cmと言われており、3cmで3ヶ月間の身体状況を表していることになります。この期間は、健康管理にお役立ていただく上で最適と考え設定したものです。

質問票Webの入力について

検査キットに記載しているQRコードから質問票Webへアクセスしていただき、体調などを入力してください。

ポストに投函

毛髪を入れた検体袋を返信用封筒に入れ、投函してください。

結果表が届きます

ポストに投函後、2~3週間で予医手帳.com(Webサービス)に検査結果が届きます。Webサービスなのでいつでも、どこでもご確認いただけます。

検査の違い/歴史

ミネラル検査の概要
血液・尿・毛髪検査の違い
毛髪ミネラル検査の歴史

それぞれの検査は目的が違います。

血液検査は病気の診断や治療の方針を決めるために用いられます。
尿検査は腎臓、肝臓、消化器、尿路系の異常を把握するために用いられます。
そして毛髪ミネラル検査は体内のミネラルバランスを把握することで日常の栄養情報が得られます。その栄養情報を基に病気になる前の健康管理に用いられます。

詳しくは下記ボタンを押してください。

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起源は古く、1858年から

毛髪ミネラル検査の歴史は古く、1858年Hoppe(エルンスト・フェリクス・イマニュエル・ホッペ)により行われた、遺体に含まれる毛髪中のヒ素を分析したのが最初とされています。
毛髪ミネラル検査が注目をあびたのは1950年代に熊本県水俣市にあるチッソ水俣工場で発生した水俣病の中毒症を調査するために毛髪が使われたことです。

詳しくは下記ボタンを押してください。

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ミネラル検査の重要性

栄養状態やミネラルバランスを把握

日本では、環境汚染による有害金属の蓄積や、加工精製食品、土壌枯れによる必須ミネラルの不足、また、日常生活の中で知らず知らずのうちに人体に蓄積する有害金属が代謝活動を阻害するものと不安視されます。生活習慣病、不定愁訴や自閉症などの原因不明の疾病、代謝に関係する疾患・症状などを予防する一つの手段として、さらに、食事・栄養療法やサプリメント摂取のアドバイスに欠かせないスクリーニング検査として重要視しています。
「毛髪ミネラル検査」は、お客様の栄養状態やミネラルバランス、また、欠乏や過剰となるミネラル(栄養素)が把握できます。そして、これに対処することで代謝機能を正常化させ、体力・自然治癒力・抵抗力の強化をはかり、お客様の健康の維持・増進に役立てていただければと考えています。

1件¥19,800(税込み)
ミネラル検査ForWEB

ミネラル検査
34元素

網羅的にミネラルを知りたい方へ
医師のアドバイス付き(29元素)はこちら
なぜ毛髪・爪なのか

毛髪は、成長するのに1ヶ月あたり約1cmと安定しており、変質も起こりにくく、長期的な情報を得ることが出来ます。 一方、爪は構造上、根元の爪母細胞から作られるため、採取するまで伸びるのにおよそ4~6ヶ月ほどかかると言われており、半年前後の情報を知るのに有効な手段です。
さらに、毛髪や爪の採取は非常に簡単・衛生的で誰でもできることが大きな利点と思われます。一方、血液は、保存期間が短く、看護師などの有資格者のみしか採取は行えません。また、血液は採血時の測定値であり、急性中毒など短期的な情報を得るには適していますが、慢性定な過剰・欠乏の判定には毛髪や爪が適しています。
爪は、毛髪を切るのに抵抗がある方や、毛髪が薄くて採取が難しい高齢者、単身で生活され毛髪が採取できない方でも自宅で簡単に採取できるメリットがあります。

¥11,000(税込み)
ミネラルが取り込まれるまで

毛髪と爪の構造

毛髪の80~90%はケラチンというタンパク質で、残りがメラニン色素、脂質、微量元素と水分で構成されています。毛髪が化学的・物理的にも安定であると言われるのは、このケラチンが水などの中性溶媒に強く、タンパク質分解酵素の影響も受けにくいためです。
毛髪は頭皮の外側に出ている部分を毛幹部、内側に埋まっている部分が毛根部と呼び、毛根部先端に球状の毛球と呼ばれる毛髪が成長する部分があります。毛球に囲まれた中にある毛乳頭は、毛細血管から得られたミネラル(栄養素)を毛母細胞に伝え、毛母細胞の分裂を働きかけます。分裂した毛母細胞は、徐々に上に向かう過程で角化し、毛髪を形成しながら成長していきます。また、これ以外にもミネラル(栄養素)は、汗腺や皮脂腺から毛髪に取込まれる可能性も考えられます。 この際、ミネラルだけではなく水銀や砒素などの有害金属やこれらの化合物、薬物なども一緒に取込まれ毛髪から排泄されています。従って、毛髪は排泄器官の一つであると考えられています。
爪も毛髪と同様に80%以上がケラチンで脂質や微量元素と水分で構成されています。爪は爪根部にある爪母細胞が分裂し、増えることで新しい爪が作られます。 毛髪や爪は伸びる際にミネラルを取り込むので、血液や尿のようにバイオマーカー(生物学的な指標)として環境中の有害物質の検出などに利用されています。


◇毛髪構造とミネラルの取込み 毛髪構造とミネラルの取込み


◇爪の構造 爪の構造
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ミネラル検査
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