非必須アミノ酸
ヒトの身体を構成する20種類のアミノ酸のうち、必須アミノ酸を除いたアスパラギンやアスパラギン酸、アラニンなど11種類のアミノ酸をさします。
アスパラギン
アスパラギンは20種類のアミノ酸の中で最初に発見され、生体内ではアスパラギンシンテターゼの作用によりアスパラギン酸から生合成されます。
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アスパラギン酸はアスパラガスから単離されたアスパラギンの加水分解物として発見され、生体内ではエネルギーを産生するクエン酸回路に関与しています。
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アラニンは絹糸の加水分解物から発見され運動を持続的に行うためのグルコース-アラニン回路に関与しています。
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アルギニンは成人において必須アミノ酸ではありませんが、乳幼児では体内合成量が十分でなく、不足しやすいため必須なアミノ酸です。
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グリシンはタンパク質を構成するアミノ酸の中で最も小さいアミノ酸で、ゼラチンの加水分解物から発見されたアミノ酸です。
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グルタミンは生体内にもっとも多く含まれているアミノ酸で、骨格筋中遊離アミノ酸の約6割を占めるアミノ酸です。
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グルタミン酸は小麦のタンパク質であるグルテンの加水分解物として発見され、昆布のうまみ成分(グルタミン酸塩)として調味料に利用されています。
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システインは分子中に硫黄を含む含硫アミノ酸で、成人では必須アミノ酸ではありませんが、乳幼児は体内合成量が十分でなく、不足しやすいため必須なアミノ酸です。
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セリンは絹に含まれるタンパク質のセリシンの加水分解から得られ、ラテン語で絹を意味する「sericum」から名称がついたアミノ酸です。
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チロシンはチーズから発見されたため、チーズを意味するギリシャ語の「tyros」から名称がついたアミノ酸です。
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プロリンは牛乳やチーズに含まれているタンパク質であるカゼインの加水分解から発見されたアミノ酸です。
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